Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2004年9月 トップへ戻る
タイに来たら是非食べて欲しい果物は本当に沢山あるが、その中の一つ、「バナナ」。
偏にバナナといっても、タイには種類によって様々な大きさのバナナがある。
私が好きなのはちょっと小さめのこのバナナ。大きさは約10cm。 甘みがしっかりしていて、バナナ特有の嫌味が殆ど無いのである。 屋台では、このバナナを焼いてシロップを掛けて売っていたりもしているが、どのように食べても美味しい。(10月30日)
クルワイ
(バナナ)
“ナムプリック”という、タイでの日常食がある。 味噌のような、ペーストのような、ふりかけのような、スープのような… タイ人はこのナムプリックを家に常備し、ご飯と一緒によく食べている。 いわゆる合わせ調味料の“ナムプリック”は正に家庭の味で、味・好みは多岐に渡っている。そのナムプリック販売で非常に有名なのが「ニッタヤー」というお店。写真左はその「ニッタヤー」マーク。本店はバーンラムプー地区にあり、支店はノンタブリーとピンクラオにある店である。
実は私、このことを知らなかったのであるが、このカオタン(煎餅)をくれたタイ人のモンチャリーさんに教えていただいた。
今ではナムプリックだけでなく、ちょっとしたお菓子等も販売しているそうで、このカオタンもその一つである。 カオタン自体はよく日本でも見かけるようなお煎餅で、日本人の口にも合うお菓子。 ムーヨーングは豚肉を原料とした甘い糸状の食べ物で、よくカオニィアオ(もち米)やパンと一緒に挟まって売られている。 (9月30日)
カーオ タン ムー ヨーング
(タイの煎餅・豚肉味)
日本でも、中部地方一帯に「インディアン・スパゲッティ」なるものが普通に存在していると聞いたことがある。→「インドのスパゲッティ」=「カレーのかかったスパゲッティ」のことである。 

バンコク市内の某料理店で、←写真の料理を初めて見た。 「グリーンカレーのスパゲッティ」=「タイランデース・スパゲッティ」である。 
料理としては非常にシンプル。茹でたスパゲッティとグリーンカレー。これだけである。 応用として、イエローカレー(ゲーン・マッサマン)やレッドカレー(パネーク・ムー)などでもOKであろうが、この店のメニューに載っていたのはグレーンカレー・スパゲッティだけであった。 
味のほうは… んー… 悪くはない気がするが、何もあえて白飯をスパゲッティに変える必要もないのではない気もする一品。(9月28日)
スパゲッティ
ゲーン キィアオ ワーン

(グリーンカレースパゲッティ)
仕事帰り、自宅近所の屋台に寄った。 
とりあえずの駆けつけ一杯で、ビールを一本注文した後[写真左上]、麺とご飯を一品ずつ注文。 バミー・ナーム・ムーデーン(豚肉入りの汁ありラーメン)[写真中央] と カーオ・ナー・ペット(アヒルの煮込みのせご飯)[写真右]。
一皿あたりの量もそんなに多くなく、ビール一本と丁度の量くらいで腹に収まった。 写真の中央上にあるのはバミー(麺)用クルアンプルング・卓上調味料で、ナンプラー・砂糖・プリックポン(粉唐辛子)・酢の4種類が入っている。
カオ・ナー・ペット(アヒルご飯)は、下手な煌びやか中華料理店で食べるより、こういった感じの屋台で食べたほうが、意外と美味しかったりする。 このアヒル一品だけの専門として屋台を引けているのであるからそりゃ美味しいはずである。(たまにハズレもあるが…) 
私のお気に入りのアヒルは、ここの屋台のアヒルと、スッキーチェーン店「MK」のアヒル。(9月26日)
昨日の晩飯
東南アジアでのアイスクリーム会社大手「ウォールズ」がセブンイレブンでの限定発売で←写真のようなアイスを発売している。 その名も「モーチ。」 
「モーチ」というのは、元々タイ中部・ナコンサワン県の銘菓である。これは以前紹介したことがあるので詳細はこちらで→
モーチ掲載ページへ、アロイ!!43 (2月7日号)(写真・右)

アイスになった「モーチ」は日本でロッテが発売しロングセラーを続けている雪見大福と全く同じ感じの食感である。
アイスの味は2種類あり、“ゴマ味”と今ブームの“緑茶味”。個人的にロッテ雪見大福ファンの私としては、タイでこれが発売され、かなり嬉しい。出来ればシンプルなバニラ味も発売して欲しいのであるが…。 
先にも述べたとおり現在はセブンイレブンの限定品。
日本に続き、タイでもロングセラーとなるのかどうか? (9月24日)
モーチ
(タイ版‘雪見大福’)
タイ菓子。「カノム」は“お菓子”、「チャン」は“階”という意味である。 街中で通常見る「カノム・チャン」は層になっているお菓子であり、正式には、タイで縁起が良いとされている9層になっている。
縁起物のお菓子としてタイ社会では取り扱われているようである。 
写真のカノムチャンは、タイ人のモンチャリーさんより頂戴したもの。 様々な色がついているのは、それぞれ違う材料で染めているからである。 

カノムチャンの製造方法を私はよく知らないが、食してみると、まるで名古屋の『ういろう』に似ている気がする。 程ほどの甘さに抑えてあり、日本人も非常に食べやすいタイ菓子である。 (9月22日)
カノム チャン
朝メシ。
職場の近くにある、大型スーパー“BIG-C・ラチャダムリ店”にて購入。 
ここの店は、朝7:00〜夜23:00 まで営業をしていて、かなり便利。
しかし、昨今の原油価格高騰などの影響で、タイ政府が“省エネ”を建前にデパートの営業時間等を短縮するような条例が発動されるような話もあり、一体この営業時間、この先どうなることやら不透明。 バンコク市内にある、同じく大型スーパーのイギリス系テスコ・ロータスは現在24時間営業をしている店舗が多いが、こちらも一体どうなることやら。
タイのスーパーの食品売り場でも、パンやお菓子からはじまり、魚料理やステーキ、寿司に至るまで色々なお持ち帰り料理セットが販売されている。 今回は、豚の喉肉を焼いた、私の好きな一品、コームーヤーンとタイのもち米を蒸した“カオニィアオ”を購入。
ちょっと電子レンジでチンして温めて食べるとグッド!! (9月19日) 
アハーン・チャオ
(朝飯)
コームーヤーン (25バーツ)
カオニィアオ (5バーツ)
「蛙・カエル」は、日本ではあまりなじみの無い食材であるが、フランス料理でも“グルヌイユ(=蛙)”はムニエルにしたり、揚げて食されたりしている食材であり、決してゲテものの類ではない。
食用蛙の足などは、鶏肉のような感じで、先述のグルヌイユ・ムニエルなんかは個人的にも好きな料理の一つ。 なので、タイ人からこの写真のカエルを分けてもらったとき、私はさほど抵抗無く口にすることが出来た。 
とは言いつつも、タイでも、バンコクの人々はあまりこういう類のモノは食さない気がする。 どちらかというと地方からバンコクに出てきている人々の郷土色が強い食物。 
実際、この揚げカエルは、イサーン地方のウボンラーチャタニー産。 
イサーンの人々曰く、「バンコクのカエル(やその他“虫”の類)は水が汚いから不衛生で食べられないが、イサーンのカエルはすんでいる水が綺麗だから、清潔だし、セープ・ラーイ・ドゥー!! (イサーン方言で美味しい!! の意味)」 との事。 
んー・・・分かるような、分からないような… (9月16日) 
ゴップ トート
(蛙のカラカラ揚げ)
所謂、一般的に「果物の女王」と呼ばれているのが、“マンクット”こと「マンゴスチン」。そして、「果物の王様」と呼ばれているのが、この「ドリアン」である。
【ドリアンは非常に刺激臭の強い食べ物であるが慣れると、その刺激臭も香りに変わる。】
と、言う人がいるが、実は本当に美味しいドリアンは殆ど匂いがしない。
この写真のドリアンは、モントーンという種で、職場のタイ人が、『一番の食べごろ』におすそ分けをしてくれた。
ドリアンは未熟だと肉質が硬いし、熟しすぎると指で押した所がそのまま凹んでしまう。果肉を直に指で押したとき、軽く弾力のある感じが、好みはあるであろうが、食べごろである。
正直、ドリアンと言えば…この匂い!! という感覚で、今まであまり好んで食べることは無かったが、今回のドリアンは格別であった。 なるほど、これがドリアンの本当の美味しさである。 まるで自然のクリームケーキの様であった。 果物と言えど、高カロリーには注意!! (9月15日)
トゥリアン
(ドリアン)

今月、28日は中秋の名月。日本では「お月見の時の食べ物」といえば団子とマクドナルド(?)であろうが、タイでは中国文化が根強いため、タイ人の誰に聞いても「ゲッペイ」と返ってくる。(ちなみに、タイのマクドナルドで、月見バーガーは売って無い!!)
「カノム」は“お菓子”、「ワイ」は“拝む”、「プラ・チャン」は“お月様”というタイ語の意味。 この時期になると、タイのどこでも、このお菓子を販売している。 昨年は、抹茶味のゲッペイを紹介したが、今年は…
なんと新発売の「スターバックス・ゲッペイ」。バンコク市内には、外国人居住地区を中心に何店舗かスターバックスコーヒーが存在しているが、このスタバで、なんと今、中秋のゲッペイが売られている。 英語名は「MOON CAKE(ムーン・ケーキ)」。
味は、一種類のみ。 ・・・そう、スタバなのでコーヒー味のみである。 中を割ってみると、コーヒー味の餡子が入っていて、中心には、月を模った甘しっょぱい黄身が入っていた。
肝心の味評価は… 上記より想像して頂ければまぁ、分かるはず。 
決して美味しそう!! とは言えないと思うが。その通りの味。ちょっとこの↓値段とは合っていない。
カノム ワイ プラ チャン
(月餅)
スタバのゲッペイ 95バーツ(≒256円)
左写真の網の小さなカゴに入っているのは、→写真の小さな包み。
俵の様であるが、俵型ではない。
「カオトムマット」と言うお菓子(↓下記参照)の模倣をしていて、よくタイ国内の土産屋で目にするキャラメル菓子である
ラベルを見ると、生産地はナコンサワン県と書いてある。中に入っているのは、バナナとココナッツミルクを煮詰めたと思われるキャラメル状の黒い物。 透明なプラチックのようなものは、食べられる“オブラート”のようにも見えるが、そうではなく、やっぱりただの“ラップ”そのものであった。
口に入れた瞬間に「あー失敗!!」であった…。(9月5日)
クルワイ クワン
ガディ ソット

(バナナとココナッツのキャラメル)

以下は2002年7月下旬に食べたカオトムマットのコピーです。
タイ文化は仏教が色々なところで影響を及ぼしている国で、それは時に料理でも見て取れる事がある。
カオトムマットは普段でも売ってはいるが、よく仏教儀式があるときに供えられる"行事菓子''の一つである。一説によると、昔、ある村人が仏陀にこの菓子を托鉢したことが起源だそうだ。
必ず俵型をしていて2本で一組になっている。俵型になって持ち運びしやすい形になっているのも宗教的な理由が隠れている。
バナナの葉に包まれているのは、もち米と小豆とバナナ。赤く煮たバナナをもち米で包み小豆が一緒に入っていて蒸して作ってある。バナナの葉の香りともち米の甘さ、バナナ自体の酸味がまさに三位一体となっている感じである。
カオ トム マット カオトムマット 7バーツ(≒20円)
福井・石川県等の北陸地方を中心に出店している、ラーメンチェーン店「8番らーめん」は、タイ国内にも何店舗か店を持っている。
ご存知の通り、タイ料理にも「麺料理」があり、“ラーメン”という食べ物は、比較的タイ人にも受け入れられやすい食べ物である。 
いつ、どこにある8番ラーメンの店内を覗いても、大体お客が入っている。 私は今日「唐麺」を食べたが、味自体も決して悪くない。 というか、この値段(53バーツ≒150円)であれば、充分美味しく納得。
メニューも日本語をタイ語に併記していて、店内もまるで日本のラーメン屋そのもの。
流れている音楽まで、日本のポップス(ケミストリー等)であった。(9月4日)
8番 らーめん

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