Let's  cook  Thailand

バンコク・一言日記 (過去分) 
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8月30日(月) 毎日、毎日、選挙ネタでスイマセン。
結局今回の都知事選挙は、野党の民主党が推薦した候補者ナンバー1番のアピラック氏が当選した。2番目は公認ではなかったものの、タクシン首相率いるタイ愛国党の支持を受けていたパウィナー氏。 そして3番目には、今回の大穴候補であったチューウィット氏という結果であった。 チューウィット氏はバンコクの風俗王の異名を取る人物で、裏世界の事情に精通しているともいわれていた人物であった。
自ら持つ風俗店の違反を見逃してもらうために、警察官僚へのみかじめ料を毎月数千万バーツ払っていた、という過去を持ち、それによる逮捕後、逆に警察を訴え、その発言力と説得力で警察の汚職にうんざりしていた庶民の「味方」とまで言われていた人物である。
結局3番目という結果であったものの、この人物像からすれば候補者20人中この結果はある意味凄い。 本人も、選挙特別番組の中でこの結果には満更でもない様子であった。 
あまり政治的なことはここに書きたくないが、私が個人的に応援していた一押し候補も、チューウィット氏であったので、心なしか残念… って別にこの結果は特に私の生活にはなんら関係無いですが。
8月29日(日)
8月28日(土) 29日はいよいよ、バンコク都知事選挙。ただの日本人である私には、正直全〜く関係の無い出来事なのではある。 
投票時間は8:00〜15:00。そう、投票時間は15:00に終了。その後すぐに集計作業が行われ、24:00頃には大勢が判明するそう。 なんでも、その集計作業はタイのテレビ局が生中継するとか。 
どこの国でも大きな選挙の結果となると「特番」が組まれるのですかね?? バンコク版「踊る大選挙戦」。
先に、日本人には全く関係がない… と書いたが、今日28日と29日は全く関係ないとは言い切れない日であった。
法律で「禁酒」なのである。絶対に。 
街から、お酒が消えた。本当に。
パブやディスコは週末なのに完全休業、コンビニやスーパーからもお酒売り場はバッテンがしてあって完全立入禁止。 レストランでも酒類の販売禁止になった。 販売等の違反をした場合は、罰金や禁固刑が片方、若しくは両方科せられるという。 この法律は、選挙には関係の無い外国人も勿論対象。 どうしようもないのである。
「禁酒日」と通常言われる、年に数回ある「仏教の日」では、ぶっちゃけ酒の販売が一部では平然と行われているが、さすが選挙の時だけはそうではなかった。 結構厳しいのね、タイではこういうの。
よっぽど酒飲んで暴れる人が出るのが怖いのだろうか…?
8月27日(金)
8月26日(木)
8月25日(水) 22日の日記でも書いたが、今週末はバンコク都知事選挙である。 いよいよ選挙戦も大詰めになってきたようで、街中のタウン情報誌や新聞等のマスコミも賑やかになってきた。 
そんな、雰囲気が街中をおおっている中、ふと、思った。
一体私の職場にいる40名強のタイ人従業員は相当数いる候補者のうち、だれに投票するのであるか? 
・そもそも、本当に投票に行くのか?
 
聞いてみました… すると驚きの結果が…

なんと40名強のうち、選挙権を持っているのはたったの「1人!!」であった…。 これまた、凄い。
まぁ、ちょっとお金を貯めて、他県に家を購入し、バンコク都以外に住んでいる人は仕方ないにしても、それは極一部の人であって、殆どはバンコク都内に自宅がある成人なのに、選挙権が無いとはどういうことか!?
単純であった。
だーれも住民票を地方からバンコクに移していなかった。 (おいおい…)
別に地方からバンコクに出てきている人たちにとって、「住民票を移すこと」は重要な事ではないらしい。
なにせどんな国民でも15才以上なら必携のIDカード(バット・プラチャーチョン)をみんな持っているし。これがあれば大丈夫だそうである。 ちなみに、唯一住民票をバンコク都内に移していて、選挙権をもっていた女性は「女性候補のパウィナー候補」に勿論投票するそうである。
8月24日(火)
8月23日(月) バンコク市内を走っているBTS(スカイトレイン)のプラットホーム。 線路間際は、日本と同じく“黄色の線”が引かれてある。
そして、丁度車体の扉が開く所には、コンクリートの色が濃く変えてあり、どこで電車を待っていれば良いかが一目で分かるようになっている。 しかし、それにしてもこの色の変わったコンクリート変なデザインである。 三角だけど、三角じゃなく、四角(台形)のようでそうでもない。
何でこんな形なんだろう?? と常々思っていたが、右の案内板を駅構内で見つけて、納得。
「乗車時は降車する人を待ってから、乗ってください」ということか。 このBTSはタイ国初の都市型電車であったので、一応分かりやすくしてあるのであろうか? 
そう、一応…。あまり意味無い気が私はする。
いやはや、もしかして、他の国でもこういうデザインしたプラットホームって存在しているのであろうか?
8月22日(日) 今度の日曜日、29日は私がバンコクに来てからの初選挙「バンコク都知事選挙」がある。(勿論、私に選挙権は無いが…)。
今、バンコクの街中は、街路のあちこちに候補者のポスターがベタベタと張られ、選挙カーも大音量を出しながら、選挙活動を展開中である。(→候補者一覧ページへ)
候補者のポスターもさることながら、投票啓発ポスターもあちこちで見かける。
今回見つけたポスターは、若手女優を起用してあるポスターで、「18才以上の皆は忘れずに選挙に行きましょう!!」とうたってある、若者向けポスター。
左写真のポスターが、それなのであるが、左写真とは別の所で見つけた同じポスターには、“顔ポスター”お得意の悪戯がされてあった(→写真)。…笑。 
どこの国でも、やることは一緒ですね!! --バンコク共通。
8月21日(土)
8月20日(金)
現在開催中のアテネオリンピックで、タイ・スポーツ界史上2つ目の金メダルを獲得した、重量挙げのウドムポーン選手。
タイ人女性としては史上初であり、タイ初の金メダルはアトランタ五輪での男性ボクシング競技であったことを考えれば、この金メダルがもたらす意義は非常にこの国にとって深いものがある。
ところが、その後がいけない… このサイトの掲示板にもカキコがあったのでここでは詳細は割愛するが、あまりの嬉しさの為、アテネに滞在していた副首相が閣僚に見せるため、選手すらまだ本国に戻ってきていないのに、「金メダル」だけをタイに持ち帰ってきてしまった。 さすが、、、のひと言に尽きる。 やはりこの件に関しては、タイ国内でもかなりのブーイングが出ているようである。
なんと言うか…カンと言うか… タイの政治家って一体なにしてんだか?…
 ↑ 獲得翌日の英字紙、バンコクポスト。 ここまでは良かったのだが…

以下、タイの地元新聞を読むより転載。
重量挙げで見事に金メダルを獲得したウドムポン・ポンサック選手の金メダルをスワット副首相がタイに持ち帰ってきた事に批判が噴出している事に関して、タクシン首相が早く見たいからとっとと持ってこいと命じたと噂されていることについてタクシン首相は、「もうテレビで見ちゃったものを見たいなんて言うはずないじゃん。持ち帰ったのは国王陛下夫妻に献上される本物にかわる純金製のイミテーションを作る為に善意から持ち帰ったものだと聞いているよ」と語り責任転嫁してましたが、当のウドムポン選手はマスコミの取材に対して政府内の然るべき人から本物が見たいと言われたけど、イミテーションを作る為なんて話は聞いていないと答えています。
 因みに、オリンピックで獲得したメダルは全て国王陛下に献上され、選手にはイミテーションが渡されるのがもとから習わしになっていました。

 いずれにしても、今回の批判噴出には、タイ・スポーツ界に貢献したような国民誰もが納得する人物ではなく、スワット君みたいな情けなくヘラヘラした、政治ポリシーに於いても極めて頼りない人物が持ち帰って、ヘラヘラした表情で見せびらかしていたからだったからという気もしますが、そのスワット君が金メダルを閣議の席上で公開した際にタクシン首相が出席閣僚の前で、「オリンピックで女性陣が活躍していることだし、都知事選もこの勢いで7番の女性候補(パウィーナー候補)に勝利の女神が微笑みそうだね」と幸せそうに語っていたとされていることに関して、タクシン首相は、そんなことは言っていないと否定しています。

8月19日(木) 2日連続タクシーネタでゴメンなさい…
今晩のタクシー運転手は… (なんか“昨日の晩餐”に次ぐ新たな企画になったりして…)
またまた、「ローイエット県」出身。 やっぱり『80%ローイエット』の話は満更でないのであろうか…?
この男、頬に傷があり、ちょっと乗った瞬間びびったが、その割には感じのよさそうなオッちゃんだったので、そのまま乗車して帰宅することにした。  そして、、、またご多分にもれず「日本人か?」と質問が来た。
「そうだよ」と答えると、今日のオッちゃんからは「大阪か、名古屋か、東京か、福岡か…?」とすらすらと日本の地名が出てきた。 なかなかここまで日本の地名を知っているタイ人のタクシー運転手は、地理おたくでもない限りいないはず。
「何でそんなに日本の地名知っているの?」と聞くと、「俺は日本に行ったことがあるんだ」と返ってきた。 
驚いた。 言っちゃ正直悪いが、タクシー運転手をしているタイ人で海外旅行、しかも日本に行った事があるというのは珍しい。日本は観光ビザを取るのも大変なのに。 
ワケを聞くと、この運転手、なんと元ムエタイのボクサーであった。試合で日本に言ったそうだ。 
カッコイイ!!
話をきくと、この運転手は20年前、ラチャダムヌンのムエタイ競技場ランキングで三位だったそうで、当時ランキング一位だった日本人の「フジワラ」という選手と大阪で対戦したそうである。 結果は負けてしまったものの、日本に行ったのは良い思い出だと私に語ってくれた。 やっぱり凄い。 
ムエタイ選手は国内中に数多くいるが、その最高峰に位置するラチャダムヌンのランキングで3位だった男である。(タイにはもう一つルンピニー・ランキングもある。)  そんな男が、今晩の運転手だった。 
何で今運転手なのかというと、ムエタイで稼いだお金は田舎に家を建てて、このタクシー車を購入したら全て無くなってしまったそうである。「今じゃ貧乏だよ〜」と笑いながら言ってくれた。 
バンコク在住30年。 ローイエット県には今でも年に数年は帰っているそうである。 
8月18日(水) タクシーに乗ると、よく運転手に声を掛けられる。 大体聞かれるのは、「あなた、日本人?」とか、「何年、バンコクにいるの?」とか、たわいも無い話ばかりなのであるが、私は大体いつも逆に「あなたはどこの県出身の人?」と聞く。 
タクシーの運転手はほぼ100%に近い状態でバンコク出身者では無い気が私はする。 しかも私の超個人的な統計上では90%以上がイサーン(東北)地方出身者。
今宵の運転手も、やはりご多分に漏れずローイエット県(イサーン地方)出身であった。
「何でイサーンの人が多いの?」とちょっと失礼ながら聞いてみた。
「イサーンはバンコクへの出稼ぎが当たり前の所だから。特にローイエット県は。」との事。何故ローイエット県なのかを再び問うと、「ローイエットはイサーンの中でも特に農作すらしづらい場所だから。 稲作は一毛作だし、雨季には、雨が多すぎて洪水になるし… ほら、イサーンでも二毛作できる所は、そこまで貧しくないでしょう。 バンコクのタクシー運転手の80%はローイエットの人間のはずだよ!!」 との事。 
さすがに最後の『80%はローイエット県出身者』は特有の誇張表現の気がするが、言っていることは満更でもない。
なるほど、タイはバンコクだけを見ればかなり発展してきたようにも見えるが、結局、裏を返せば地方出身者の努力の賜物でもあるという訳か。 一昔の日本と全く一緒のような気もする。
8月17日(火)
8月16日(月)
8月15日(日)
8月14日(土) またまた、更新ちょっとお休みしていました。最近サボり癖が、ついていますかね… (スイマセン)

15日は第二次世界大戦(大東亜戦争)の終戦記念日。 この戦争は、タイも深くかかわっていた戦争であった。タイは日本軍にとって重要な拠点地域の一つで、今もその名残は、この国のあちらこちらに残っている。
「タイ」という国は、戦争では敗戦国にはならなかった。日本軍の側についたのではなく、アジアの民の側についたからである。いわば中立の立場であったのかもしれない。 
西欧列国の植民地支配からアジア各国を解放するきっかけとなった先の大戦の先頭にいた「日本」。
タイの人々は、この敗戦した「日本」を決して卑下することはなく非常に友好的に迎え入れてくれている。既に戦争から59年。今でもタイの人々には反日感情は薄く、親日家が非常に多いのは、タイに住んでいる日本人にとって大変嬉しい。
8月13日(金)
8月12日(木・祝)
8月11日(水)
8月10日(火)
8月12日はシリキット王妃の72回目生誕記念日。 タイにも日本と同じ干支があるが、今年は王妃の干支(申年)でもあるので、通年よりも盛大にお祝い行事が行われるそうである。
今、バンコクの街中はあちらこちらに王妃の写真が飾られ、王妃のカラーである水色で溢れかえっている。 12日は同時にタイ王国の「母の日」でもある。

タイでは母の日の花はカーネーションではなくジャスミン。 現在タイの郵便局では、限定でジャスミンの香りつき記念切手が発売されている。

8月9日(月)
8月8日(日) 本格的な盆休みで、タイへ旅行に来られている方々も多くいらっしゃるようです。
このサイトを立ち上げた直後の2年前からずっとサイトを覗いてくださっている福島県の方が、再び家族でタイを訪れられています。
今までメール上だけの知り合いで、全くお会いした事は無かったのですが、突然私の職場に大きな袋を持って、来てくださいました。 袋の中には、日本の飲み物やお菓子が色々と… 全てとても有りがたい物ばかりでした。 さぞかし、成田までの移動、通関、そしてバンコクと大変だったことと思います。この場をかりて、御礼申し上げます。
8月7日(土)
8月6日(金) 実は今こっそりと、英語を勉強している。 バンコク市内のある学校に通っているのであるが、かなり勉強の進行ペースが遅く、学校関係者に「もっと来てください」と言われる始末である。 そして先日、半年かかって、やっと到達した、最初のレベルアップ判定テストを受けたのであるが…。結果は、ダメダメ。いきなり再テストである(笑)  この国じゃ生活に英語が必要ないから、全然定着しませんね(言い訳)
この学校には勿論多くのタイ人が在籍しているものの、日本人や韓国人も相当数在籍している。日本人というのは、タイ語留学と並行して学習している人、観光ビザで短期滞在しながら勉強している若者、駐在員の奥様、と様々。 
なるほど、日本で英語学校に行くより、こちらの方が授業料も安いし、学校内で日本語は一切使えないし、何せあまり生活費もかからないし、ちょっとしたタイ語も勉強できるし、英語圏以外で本格的に勉強しようという人には、意外と悪い環境ではないかもしれない。 
8月5日(木) 日本最大のポータルサイト、Yahoo! JAPAN の「今日のオススメサイト」に紹介してもらったのが、1年8ヶ月前。 
そして、この度、なっ、なんと「今週のオススメサイト」にトップページのサムネイル画像付きで載る事になりました!! 
(トップページからの行き方 「トップ」→「今週のオススメサイト」) 
ビックリです。 掲載期間は今月の9日から1週間。この週のテーマは「灼熱のアジア特集」。ラッキーです。
掲載URLは http://dir.yahoo.co.jp/picks/ です。選んでくださった、Yahoo! のサーファーチームの方々は勿論、どこかでこのサイトを推薦をしてくださった方、誠に有難うございます。感謝の言葉だけでスイマセン。
商業目的のサイトではないだけに“完全自己満足の趣味世界”サイトですが、これを機に、もっと沢山の人に本当の「タイの食べ物」を知ってもらえたら、ホント良いですね。
8月4日(水)


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