Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2004年4月その2 トップへ戻る
タイに来て、さてさて、どこで何を食べようか…


≪場所≫ 8月開業予定バンコク地下鉄のサームヤーン駅、マンダリンホテルすぐ。
       チュラロンコン大学の目の前・スネークファームの向かい側


ここのレストランの問い合わせが私のメールに直接何件かあったので改めて紹介。

シーフードのマーケットとしては比較的大きい市場で “タラート・サームヤーン” という所がバンコク市内にはある。(タラート、とはタイ語で「市場」の意味)  
市場内には何件か中華系シーフード・タイ料理店が軒を連ねており、どの店もオーナーは中国人。料理自体もどちらかというと中華系で、その為客層も中華系が多い。

その中の一軒、『SEE POCHANA(シー・ポッチャナー)』と名前のついているこの店は、いつも店内が在住中国人(華僑)で一杯になっている。(中国語店名は『老四酒家』)
今のところ、観光客にとって交通の便が非常に悪いため、あまり旅行ガイドブックにこの市場は載っていない(地球の歩き方・バンコクには記載有り)。
市場の上にあるフードコートのような食堂は、さながらチュラロンコン大学の学生食堂のようでもあり、時間帯によって、学生で賑わっているという。

とにかく、シーフードの美味しい市場である。何を食べても大きな“はずれ”は無いと思う。(4月27日)

オースワン
(牡蠣の鉄板卵とじ)
クン オップ クルア
(海老塩蒸し)
クン オップ ウン セン
(海老と春雨の香辛料蒸し)
タイ料理関係に携わっていたり、タイ料理が好きな方は、この方を知っていることと思う。 氏家アマラー昭子女史 (左写真)
柴田書店から10年以上前に発売されたにもかかわらず、未だ全く色褪せない「私のタイ料理」や一昨年NHK出版から発売され、好評を博している「きょうのごはんはタイ料理」(→写真)等、現在までに6冊ものタイ料理本を出版されており、正に日本におけるタイ料理界の第一人者の方である。
女史のご子息の氏家勇祐氏は、現在横浜で「タイの台所・(株)アライドコーポレーション」というタイ食材輸入会社の取締役社長をしている33才のバリバリフードビジネスマン。(スイマセン、年齢バラシました) バンコクに1ヶ月に一度は来ており、時間が合う度にお会いしている、ちょっとした私の兄貴分でもある。氏家勇祐氏と最初に知り合ったのは半年前、このサイト「Let's cook Thailand」がきっかけで、そこからお母様のアマラー昭子女史を紹介して頂いた。

氏家昭子氏の書物は私がタイに行く前から最も大切にしていた書物の一つで、日本を離れてタイ行きと決心させるきっかけを作ってくれた本。
実は今回、なんとその氏家昭子女史のご自宅にまでお邪魔して、無礼にも家庭で食事をご馳走になって来た。女史は講演会や料理教室等でご自身の料理を披露する事はあっても、レストランなどの店は持っていない、自称・主婦である。このような体験をさせていただけるとは、正に貴重というか奇跡。
まずは、この場を借りて、御礼を。 誠にありがとうございました。

ヤム・ヌアとホタテ貝柱のシュウマイは「きょうのごはんはタイ料理」の本に載っている料理。とても上品なそして完成された料理。
デザートも固めたココナッツミルクにパッションフルーツ、イチゴ等を使ったフルーツソースをかけてあるものを頂戴した。

最後、女史の著書に写真のようにサインをしてもらい頂戴した。

料理の皿上、何気に飾られている菜は女史の自宅菜園で育てられ、朝に摘んだという物である。本の表表紙に「主婦はシェフ」と書いてくださった女史。
とても、とても素敵な方であった。(4月25日)
ヤム ヌア
(牛肉のサラダ)
ピーク ガイ トート
(鶏手羽先の
詰物揚げ)
ホタテ貝柱のシュウマイ
ココナッツと
フルーツのデザート
「グローバル・ダイニング」という、現在日本の食業界において勢いのある会社がある。その会社の直営店、和食「権八」で食事をした。場所は渋谷区円山町。
メニューの数は決して多いとはいえないが、200席はあると思われる店内は食事時ともなると超がつくほどの満員状態。外でウェイティング(席待ち)をしている程の人気店である。
色々なメニューを食べたが、私が一番面白かったのは、「海老の進丈(真丈)揚げ」。団子状の海老真丈に素麺と思われる麺をつけて揚げ、ソースを敷いた皿の上に乗せてある一品。ちょっと食べづらいのが難点ではあったが、その敷いてあるソース、なんとタイ料理のスウィートチリソースにいよかんの柑橘汁を加えて、和風エスニックの味を作り上げていたもの。 これは使える!!(4月24日)
海老進丈揚げ 
いよかんチリソース
天然めひかりの
黒七味揚げ
海老進丈揚げ 1個 320円
天然めひかり 550円
新宿の歌舞伎町を通り抜けて、職安通りに出ると、そこには韓国系やタイ系の店が沢山並んでいる地域である。
地下鉄、東京メトロの大江戸線が出来、東新宿駅が出来たことにより、新宿7丁目の交差点には行くのが断然便利になった。
ここの交差点のすぐ近くに、「トンタイ」というタイ人経営のタイ人居酒屋がある。サイト→タイレストラン・「トンタイ」
この店が出来たのは昨年。日本人というより、どちらかというとタイ人向けの店で、店内にはタイポップス・ミュージックや独特な電飾も施されており、そこは完全に日本ではなくタイである。スタッフもほぼ100%タイ人。

ここで何品か食事を頂いたが、正直ビックリした。 日本でもこれだけ、一般タイ人が普段口にするようなタイ料理が新宿で食べられるとは思わなかった。
辛さも、甘さも基準はタイのタイ人。変に日本人向けにアレンジされているタイ料理では無い。
日本のタイ料理は本場の味じゃない!! などと私も生意気にも思ったこともあったが、ここで食べたら、そんなことは言えなくなる位、レベルの高いタイ料理がテーブルに並んだ。
営業時間はAM11:00〜AM5:00 まで。 PM2:00までのランチタイムには、一食680円のタイ料理セットもついていて、コストパフォーマンスもかなり良い。ちょっと儲かっていないんじゃないか?? と逆に心配してしまう位の値段設定である。
日本に入ってくるタイ食材は色々と事情があり、どうしても原料からしてあの値段になってしまうので、タイでの価格と比較すること自体は今の段階で完全に間違っている。 タイはタイ。日本は日本。違う国なのである。(4月23日)
ネーム クロック
(タイソーセージのサラダ)
ソム タム プー
(蟹入り
青パパイヤサラダ)
ラープ ヌア シュック
(牛肉の香草サラダ)
ヌア ガタ ローン
(牛肉のタイ版ステーキ)
東京北区、赤羽駅から徒歩5分の所に、ブアタイというタイ料理レストランがある。
タイ人シェフやタイ人のスタッフに囲まれて、ここの店長を務めているのが長澤さんという若い女性。 自身、ここの店や場所を借りて各地で料理教室を開いたり、都内のタイ料理店のマネジメントを手伝ったりと、なかなかバイタリティー溢れる方である。 なんでもOL時代に食べたタイ料理があまりにも美味しくて、そのまま仕事を辞めてしまい、その店のシェフに付いてしまったと言うからスゴイ。 このページのリンク集にある「TIT-CAI-THAIFOOD」の講師であるので、こちらも是非ご参照あれ。 

今回は、お邪魔したブアタイでご馳走になった料理。 ラープは… 香辛料と生野菜を使った温サラダみたいなものであるが、主にこの料理で使われるメイン材料と言えば… 「ラープ・ガイ(鶏肉のラープ)」、「ラープ・ムー(豚肉のラープ)」、「ラープ・ヌア(牛肉のラープ)」など等であろう。 
この店ではそのほかにも豆腐のラープなるものがメニューに載っていたので、早速いただいてみた。
豆腐のあっさり感がラープの香りとマッチしていて、こりゃイケル!! タイでは見たことの無い組み合わせだったが、勿論豆腐はタイの日常食なので、有り得ない組み合わせではないと思う。

チャーイェンはタイでの日常ドリンクの一つ。疑問に思いながらも、あまり追求していなかったのであるが、あのまった〜りとしたタイの紅茶、一体どうやって作っているのかと思っていたら、それ専用の紅茶葉が存在していた(右写真)。 この茶葉は紅茶のようで、紅茶じゃない葉で凄まじいまでの紅色粉が添加されていて、葉を少し触っただけでも指がスゴイ鮮やかな紅色になってしまうほど。 長澤さんに聞いたところ、この写真のメーカーの物が一番美味しいとの事。 商品名はタイ語で「チャー・ポン・タラー・ムー」。直訳すると「手印の茶葉」。マークで「GOOD!!」という感じに親指を突きたてているのが目印である。
ラープ タオフー
(豆腐のラープ)
チャーイェン
(タイ式紅茶)

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