Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2002年5月その1    トップへ戻る
街中を歩いていると、ふと甘い香りに包まれる事が度々ある。歩道では様々な屋台が軒を並べているが、このカノムクロック屋の周りもいつもそんな甘い香りが漂っている。
「カノム」はお菓子、「クロック」は臼とか鉢の意味があるが、このお菓子は日本のたこ焼きプレートのようなものでここでは作っている。出来上がりの形はつぶれたたこ焼とでも比喩したら分かり易いであろうか…。本来は陶器で出来た同様の調理器具で作っている物なのだが、この鉄製の器具は、第2次世界大戦(大東亜戦争)時に関西出身の日本軍人が持ち込んだ「たこ焼きプレート」が戦後タイ全土に広がり定着したという噂もある(あくまで一説)。主材料量はココナッツミルク。それにつなぎの小麦粉と砂糖が入っていて、今日の店では具としてニラかトウモロコシが入っている。ニラが入っているものには塩味も効いている。(5月10日)
カノムクロック
(ココナッツミルク焼き?)
カノムクロック 8個で10バーツ(≒31円) 
左のカノムクロックの拡大写真、中心より少し上にあるのがトウモロコシ入りの物。程よく甘い。
カオケーンと呼ばれるおかず乗せご飯で、今回はトートマンプラーとパッペッノーマーイ・ホーイムレングプーの2種類で食べた。トートマンプラーは言わずと知れた魚のすり身揚げ。パッペッ(唐辛子炒め)の方は、筍(ノーマーイ)とミドリ貝(ホーイムレングプー)と呼ばれるもので作られている。ミドリ貝は若干緑色のついたムール貝と同様の貝。見た目より2品とも辛い。語学学校近所の屋外食堂にて。
カノムクロック トートマンプラー
(魚のさつま揚げ) と
パッ ペッ
ノーマーイ
ホーイムレングプー
(筍とミドリ貝の唐辛子炒め) 
カオケーン(おかず乗せご飯) 25バーツ(≒77円) 
スクムビット通り soi 24、BTSプロンポン駅の近くに「Lemon grass」という中級タイ料理店がある。昼、語学学校の仲間と共にここで食事。ここは日本で売られているタイのガイドブックにもよく掲載されている名店。
料理の値段も屋台に比べれば数倍の値段がする。各料理の値段を見たいただければ分かって頂けると思う。4人で食事をしたが、紹介している料理以外に飲み水と白ご飯、tax等がついてトータルで1,280バーツ(≒3,917円)であった。
「レモングラス」店舗入口 店内(セピア調に補正)
とうとうヤムヌアをここで発見。以前より探していたのだがなかなか、見つけられず食べていなかった。そもそもヌア(牛肉)を使った料理自体が極端にバンコクでは少ないような気がする。バンコクに来て約1ヶ月半経つが、初めての牛肉料理。ここの店のヤムヌアは薄切りして火を通した牛肉を、生野菜や、唐辛子等の香辛料でヤム(混ぜ合わせた)料理。皿の上には人参で作られたの花と唐辛子の花が飾られてある。
食事前 ヤム ヌア
(牛肉のスパイシー
サラダ)
ヤムヌア 120バーツ(≒367円)
クンパッポンカリーはゲーン(いわゆるカレー)とは違い、カレー粉を使いクン(海老)や玉ねぎ等の野菜を炒めてある料理。おそらく一般的にはクンではなくプー(蟹)のパッポンカリーが有名だと思うが、ここの店ではプーは無く、クンで作られていた。
トムヤムクンはおそらく一番有名なタイ料理であろうか。タイ人にトムヤムクンについて聞くと、「これは日本の味噌汁と一緒で各家庭の味があって、一概に作り方はこれ!と言うものは無い料理」と教えてくれた。今まで、何軒かで食べたが、海老以外に入っている材料での共通材料は、大体タクライ、カー、バイマックルー、パクチー、フクロ茸。ミルク系(ココナッツ・牛乳・練乳)は入れたり入れなかったり様々。ミルクが入ると辛味、酸味ともにマイルドになる。
クン パッ
ポンカリー

(海老のカレー粉炒め)
トム ヤム クン
(海老の辛酸っぱいスープ)
クンパッポンカリー 200バーツ(≒612円)
トムヤムクン 1人前50バーツ(≒153円)
カオパッムーは普通の豚肉炒飯。タイ人を観察していると、殆どの人がこの料理を食べる時、添えられているマナオ(ライム)を思いっきり絞ってから食べている。
「タプティム」とは紅玉・柘榴(ザクロ)といった意味なのだが、デザートで実際にこの名前の付く物体は慈姑(クワイ)を食紅に浸して色を付けて茹でた物。茹でる前に、くわい粉や片栗粉などをまぶして茹でるので、周りにはゼリー状のプルッとしたものが付き、食感が楽しめる。教えてもらわなければクワイとはまず気づかない。個人的には、このデザートはナタデココのようにかなり日本でも流行らせる事が可能だと思うのだが…。日本の若い女性に受けそうなデザート。
カーオ パッ ムー
(豚肉炒飯)
タプティム
グローブ
(ココナッツミルク、クワイのザクロ仕立て入り)
カーオパッムー 120バーツ(≒367円)
タプティム グローブ 50バーツ(≒153円) 
クルウェイトートは見たまま、バナナ揚げ。上に乗っているのはレーズン。バナナだけでも十分美味しいのだが、ここでは、お酒とレーズンを入れたシロップをソースとして敷いてあった。シナモンもも効いていて、ニューイングラド料理の「バナナフォスター」と似ている。
タイ料理で言う所のノーマルアイスクリームは大概ココナッツミルクで作られていることが多い。場所によって全く味は異なり、ここのアイスもかなり独特だった。私以外の仲間は「あまり美味しくない」と言っていたが、私はそこまでとは思わなかった。好みが別れると思う。
クルウェイ トート
(バナナフライ)
アイサックリーム
ガティ ソット

(フレッシュココナッツミルクのアイスクリーム)
クルウェイ トート 65バーツ(≒199円)
アイサックリームガティソット 65バーツ(≒199円)
この2品はCarrefourの惣菜売り場にて購入。トムカーガイはつい先日も食べたが、美味しかったのでつい今日も手が伸びてしまった。反省。
カイパローは元々中国料理にある料理。ゆで卵を作って、それを色々な香辛料と共に味を含め煮にしたもの。これはスーパーで買っているので仕方ないが、ゆで卵にずっと火を通していたのであろう、黄身が紫に変色しかかっていた。おそらく卵に火を長時間入れずに味を含ませたらかなり美味しいと思う。
トム カー ガイ
(鶏もも肉のココナッツ
ミルク煮)
カイ パロー
(タイ風ゆで卵の
五香粉煮)
トムカーガイ 19バーツ(≒58円)
カイパロー 10バーツ(≒31円)
センミーヘンはクイッティアオ(麺)料理の一つ。「ヘン」は汁なしソバのことでセンミー(米細麺)を各種調味料と副材料で味付けして食べる。今回の副材料は、豚、ピーナッツ、ネギ、唐辛子、砂糖、などなど。あらかじめ塩味は薄めについているものの、必ずテーブルにあるクラングプゥルングで自分の好みの味に調味する。この卓上調味料、主に4種類で、写真左から砂糖(ナムターン)、唐辛子入りの酢(ナムソム)、粉末唐辛子(プリックポン)、唐辛子入りナンプラー(ナンプリックナンプラー)。(5月9日)
クルアング プゥルング
(卓上調味料)
センミー ヘン ムー
(米細麺の汁なし豚ソバ)
センミーヘンムー 25バーツ(≒75円)
スゥキーとはタイスキのことで、先日はMKレストランのスゥキーだったが、今日は屋台のスゥキー。名前は同じでも全く別物であった。ウンセン(春雨)と共に白菜や各種野菜、そして海老とその殻を細かく砕いたものが入っている。写真ではちょっと分かり難いが、海老の殻の影響で、かなりの汁はピンク色になっている。野菜の海老入り水炊き、春雨。といった感じであった。
スゥキー クン
(食堂版海老入り
タイスキ)
歩道に広がる屋台街 スゥキークン 30バーツ(≒90円)
カーオムーグローブは豚ばら肉を塊のまま油で揚げて火を通した物をご飯の上に乗せ、豚の煮込み料理で一緒に作っている甘いタレを上からタップリかかけいている料理。カリカリの豚が香ばしく、美味い。
今日のヤムウンセンはウンセン(春雨)と共に烏賊などの沢山のシーフードとキクラゲや唐辛子等でヤムした(和えた)物であった。大概今までのヤムウンセンは辛かったのだが、今日の店はあまり辛くなかった。スクムビット通りsoi 38、BTSトンロー駅近くの屋台にて。
カーオ ムー
グローブ
(揚げた豚ばら肉ご飯)
ヤム ウンセン
(春雨サラダ)
カーオムーグローブ 30バーツ(≒90円)
ヤムウンセン 50バーツ(≒150円) 《シーフードだと高くなるのはタイの特徴
バンコクの代表的な朝食といえばパートンコーが挙げられる事が多い。朝早くから、道端で揚げた物をそこで売っており、「5バーツ分ちょうだい」と言えばその分だけをもらう事が出来る。味は、昔、小学校の給食で食べたあの揚げパンの上に砂糖がかかっていない物と同じような感じ。食感はモチっとしていてドーナツのようでもある。
「パットペット」とは唐辛子炒めの事であり、「ルークチン」とはつみれや丸い状態の物を指す言葉。この言葉の入っている野菜炒めには一般的にマクアプロ(丸ナス)が入っているそうだ。昨日と同じく、目玉焼きも一緒に注文。(5月8日)
パートンコー
(揚げパン)
パット ペット
ルークチン
(野菜の唐辛子炒め)
パートンコー 5バーツ(≒15円)
パットペットルークチン 30バーツ(≒90円)
パッカーナーはカイラン菜の事。あの青汁の主材料「ケール」の仲間の野菜。とはいってもパッカーナーはあまり苦くなく、程よい炒め加減だとシャキシャキしていて美味しい。少々の唐辛子で豚肉と共にサッと炒めてあり、上からは「コショー(胡椒)」が沢山振りかかっていた。
チャー(茶)イェン(冷えている)を英語に訳せば「Ice tea of THE THAI」という感じであろうか…笑。 沢山の砂糖と超沢山の練乳(コンデンスミルク)が入っている。日本で飲んだ事は無い味。暑い国らしく激甘にしてあるのだが、氷が溶けないうちは甘党の私でも甘すぎて飲みづらい。
パッ パッカーナー
ムー
(豚肉と芥藍《カイラン》菜の炒め物)
チャーイェン
(練乳入り中国茶・激甘!!)
パットパッカーナムー 25バーツ(≒75円)
チャーイェン 10バーツ(≒10円) 
サンカヤーファクトーングは南瓜(ファクトーング)の中にココナッツ味のプリンのようなものを詰めて蒸してあるもの。スーパーのパック売りで買ったため若干崩れてしまっているのは許して下さい。スーパーの表示には「シロップ煮のお菓子」と書いてあったのだが、シロップで煮た様な感じでは全く無い。元々はバナナの皮に卵と砂糖で作った生地を流して蒸していたものが発展して現在このような形になったそうだ。
久しぶりに大ハズレの料理を買ってしまった。見た目である程度予想はしていたものの、このミーグローブはあまりにもイケてなかった。正直、まずい。これはビーフンを揚げた後にどうやら色つきのシロップに浸してあるようで変に硬いし、変な甘さで、とにかく美味しくなかった…
タイ人の中にはこれと一緒にご飯を食べる人もいるそうなのだが…
サンカヤー
ファクトーング

(タイ風南瓜プリン)
ミーグローブ
(揚げビーフン)
サンカヤー 15バーツ(≒45円)
ミーグローブ 15バーツ(≒45円)
パットシィーウーは語学学校近所のタイ料理屋台にて。この料理、わかりやすい料理名に訳すなら「焼きうどん」。センヤイ(太米麺)を鶏肉や各種野菜と共に焼いてあり、タイのシーズニングソース等の調味料で味付けしてある。全く辛くない。これを食べていて、なんか辛くないと物足りなく感じてしまい、テーブルに置いてあるプリックポン(粉末乾燥唐辛子)を沢山、それとナムソム(酢)を沢山かけて食べた。そろそろ私の味覚、変わってきたのだろうか…
カオケーンで食べた鶏肉の生姜焼きは、かなり甘く味付けがされていてしかも薄味。ナンプリックナンプラー(唐辛子入りナンプラー)を沢山かけて食べた。ただのおかず乗せご飯なのだが、目玉焼きも一緒に食べると一気に美味い度が増す。カオケーン屋には必ずと言っていいほど目玉焼きはある。絶対お勧め。(5月7日)
パッ シィーウー
(焼き太米麺)
カオ ケーン
(おかず乗せご飯・鶏肉の生姜焼きと目玉焼き)
パットシィーウー 25バーツ(≒75円)
カオケーン 20バーツ(≒60円)
Carrefourの惣菜売り場にてトムカーガイとカイトゥムを購入。トムカーガイの中には、ぶつ切りの鶏もも肉の他にトマト(丸のまま)、タクライ(レモングラス)等の香草等がココナッツミルクで煮てある一品。
カイ(卵)トゥム(丸い)ソン(形の)ケヌ(食べ物)は茶碗蒸しタイ版といった感じ。上には牛肉のそぼろがグリンピース等の野菜と共にのっていた。(5月6日)
トム カー ガイ
(鶏もも肉の
ココナッツミルク煮込み)
カイ トゥム
ソン ケヌ
(丸い形の蒸し卵)
トムカーガイ 19バーツ(≒57円)
カイトゥムソンケヌ 15バーツ(≒45円)
大体のタイ人はタイスキと日本のすき焼きは同じものと思っている。先日逢ったタイ人にも「全く別物です」と説明した。MKというスゥキー専門チェーン店がバンコクでは各地に沢山ある。近所にも店舗があるので、ここで食事。なべの中にはだし汁が入っており、そこに専用のお玉で具材を入れたり取ったりしながら食べる。具材はそれぞれ一種類ごとに小さな御重のような入れ物に入って出される。専用のタレにつけたり、そのタレをだし汁で薄めたものに浸したりして食べる。これはこれで結構美味しい。
スゥキー
(タイスキ)
この緑の物体は「麺」 今日のスゥキー2人で 187バーツ(≒596円)
BTS(スカイトレイン)の終着駅・MoChit(モーチット)駅に隣接してチャトゥチャック公園がある。巨大なこの公園は、毎週末のみウィークエンドマーケットと呼ばれる市場が開く。市場もまた巨大で、とても一日で全てを見て回る事は不可能。今回、私は午後から半日をこの市場で過ごした。
カーオムーデーンはこの市場の中の屋台で食事。ご飯の上に赤くローストした豚肉のスライスと、少し甘いタレがかかっている物。店員に勧められるがままコーラをこの食事と一緒に飲んだ。やっぱり水の方が良かった…(5月5日)
カーオ ムー
デーン
(豚のロースト乗せご飯)
コーク
(コカ・コーラ)
カーオムーデーン 25バーツ(≒75円)
コーク 8バーツ(≒24円)
モンキーバナナ(クルウェイ)を串に刺して炭火で焼いているクルウェイピンの屋台を発見。焼きあがったクルウェイは串に刺さったまま、まず木槌で叩かれペシャンコになり、そこに専用の蜜がかけて出来上がり。10バーツ分頼んだら焼いている写真にある1/2串分くれた。正直、最高に美味い!! こんなに美味しいバナナが有ったのかとビックリした。独特の甘みがこのクルウェイには有り、日本で食べていたものとは違う美味さだった。これであのチョコバナナを作ったら絶品だろうとつくづく思う。
クルウェイ ピン
(バナナ焼き)
クルウェイピン だいたい1個分あたり、2バーツ(≒6円)位
ここのチャトゥチャック市場には、売っていない物は無いとも言われているが、左写真のこんな変な物まで売っていた。以前より存在は知っていたが、とうとうここで発見!!それにしても奇妙なジュースのビンである。当然ワザと作っているのであろうが、面白すぎる。ビンの口の所がクネクネと曲がっているビンはジュースだけではなく、隣にはこの形のビールまで売っていた。お土産、インテリアには最高かも… 今日は買わなかったが、次回買おうと思う。
タゴーヘーウはカノム(お菓子)の一種。バナナ(?)の皮でまず器を作り下にはクワイで作った甘いお菓子を敷く。その上に甘いココナッツミルクを固めた物が乗っている一品。タイ菓子らしくかなり甘い。
ジュースのビン タゴー ヘーウ
(クワイ入り
ココナッツ菓子)
タゴーヘーウ1個 3バーツ(≒9円)
近所の屋台にて、クイッティアオカーウガイを食べた。「カーウ」とは炒める、焼く等の意味を持つ言葉。入っていた麺はセンヤイ(太米麺)。鶏肉と、卵、香草らと共に炒めて作っていた。ここの屋台では珍しく箸とレンゲが出てきた。おそらく中国から入ってきた料理なのだろうと勝手に推測。
クイッティアオ カーウ ガイ
(鶏肉の米太麺炒め)
クイッティアオカーウガイ 25バーツ(≒75円)
タイに来る前、或る人を紹介していただいた。某大手企業のバンコク駐在員として約20年前に来タイ。日本帰国後も幾度とタイを訪れていて、非常に顔の広い方である。私は来タイ前、色々とお世話になった。このGWの休暇を利用して、バンコクに来られたのでお会いした。夜、シーロム通りにある「バナナハウス」というタイ料理レストランに連れて行って頂いた。
ホーイヤーンは写真の器に、油、ニンニクのみじん切りとアサリの身を入れ火を通したもの。熱い状態の内に共に提供されるニンニクパン(食パンにニンニクバターを付けて焼いたもの)に乗せて一口で食べる。まるでイタリア・地中海料理のよう。ニンニクと油とアサリが見事に合っていた。(5月4日)
ホーイ ヤーン
(アサリのニンニク油焼き)
ニンニクパンに乗せた
ホーイヤーン・1つ分
ラープガイはイサーン(タイ東北)地方の料理。唐辛子や各種香草と共に叩きながら混ぜ合わせているサラダで、見た目以上に辛い。が、とても美味しく、今ではタイ全土で食べられている料理。上に乗っているのはミント。
プラードゥックとは「なまず」の事で、この料理は、そのなまずの身を一気に高温で揚げている料理。なまずと言われないと魚という事ですら全く分からない料理で、この調理法はちょっと分からない…。
ラープ ガイ
(鶏肉の香味ピリ辛サラダ)
プラー ドゥック
フー

(なまずのビックリ揚げ)
ヤムウンセンはタイ料理を代表する料理の一品。ラープ同様、唐辛子や、各種香草、調味料で春雨を和えているサラダ。元々辛い料理だが、辛味を抑えれば、日本人の口にも合うはずの料理。
ゲーンチュートという名前はスープのことである。だしに豚、豆腐、海苔、野菜、調味料が入っているスープ。かなり美味い。
ヤム ウン セン
(春雨サラダ)
ゲーン チュート
タオフー

(豆腐、豚肉、海苔のスープ)
パッキンムーの「キン」とは生姜のこと。日本の生姜焼きと似ている料理で辛くない。ご飯の上に乗せてもらうと、キュウリとパクチーも一緒に乗ってきて、美味しそうだったので思わず目玉焼きも一緒に乗せてもらった。今ちょうどタイは長期間の夏休みの最中で、ここの家族経営の屋台では小さな女の子がウェイトレスとして手伝っていた。この時は、まだ朝だったので、仕込みとして、ニンニクの皮を店の端で一人剥いていた。エライ!!
カオマンガイトートはガイトート(揚げ鶏)という名前のごとく、フライドチキンがご飯の上にのっている料理。タレが付いてきたが蜂蜜入りで甘い。トートマンクンを以前食べた時にも、これと同様のタレが付いてきた事があった。フライ物にタイ人はよくこのタレを使うようだ。(5月3日)
パッ キン ムー
(豚肉の生姜炒め)
カオ マン ガイ トート
(フライドチキンご飯)
パッキンムー 25バーツ(≒75円) 
カオマンガイトート 25バーツ(≒75円)

スクムビット通りソイ31に「モスキッチン」という少し洒落た店があった。ここでカオソーイを注文。カオソーイはもともとタイ北部の料理で、イエローカレーの中に麺が入っていて、いわゆるカレーラーメン。これには無かったが、よくこの麺の上には揚げた麺もトッピングとしてのってくることが多い。一緒にマナオ(ライム)、エシャロット、高菜の漬物が付いてくる。
カオ ソーイ ムー
(豚肉入りカレーがけ麺)
カーオソーイ 90バーツ(≒270円)
タイでゲーン(カレー)を食べようと思えば、必ずこのキアオワーンはどこにでも置いてある。見た目によらず最も辛いゲーンの一つ。写真に写っている三日月の形をした野菜はマクアプロ(丸ナス)、東南アジア特有の野菜。グリンピースのような形をしている野菜もナスの一種でマクアプゥワング(スズメナスビ)、結構皮の硬い野菜。
先日パッキーマオを頼んだらカーオ(ご飯)で出てきたので、今回はセンヤイ(太米麺)で注文。目玉焼きも付けてもらった。唐辛子がかなり効いていてかなり辛いので目玉焼きがあるとかなり美味しい。(5月2日)
ゲーン キアオ 
ワーン ガイ

(鶏のグリーンカレー)
センヤイ
パッキーマオ
(太米麺の酔っ払い炒め)
ゲーンキァオ 20バーツ(≒60バーツ)、
センヤイパッキーマオ 30バーツ(≒90円)、うち目玉焼き 5バーツ(≒15円)
「チリン、チリン」と鈴を鳴らしながら街中を移動していたアイス屋を発見。日本でも一昔前にはあったそうだが、タイではこのような屋台がまだまだ現役。麦藁帽子をかぶったオッチャンに「一つちょうだい」と言うと、写真のようにカップにアイスをすくって入れてくれた。トッピングも出来て、写っていないがこのアイスの下には、甘いイモがっ入っている。アイス自体はおそらく練乳とココナッツから作られているもので上からたっぷりと練乳(コンデンスミルク)をかけてもらった。暑い中で食べるアイスはやっぱり最高!!
アイス屋 練乳アイス アイス 1カップ 10バーツ(≒30円)
コー(首)ムー(豚)という名前の肉は、おそらく日本で言う「豚トロ」の事であろう。炭火で焼いた後にスライスしてあり、しっかり火を通してあるのに柔らかい。一緒にカオニャオ(もち米・香り米)も購入し、共に食べた。カオニャオは日本のもち米と違い、これはこれで非常に美味しい。何でこんなに美味しい米が、日本に入っていないのかが不思議。
数年前に日本であった「タイ米騒動」なんか、タイでタイ米を食べていると、ただ日本人のワガママであったのだろうというのが良く分かる。タイの人々はあの時日本人がタイ米の本質を理解してくれなかった事に関して、未だに残念がっているそうだ。
コー ムー ヤーン
(豚トロ焼き)
コームーヤーン 22.75バーツ(≒69円)
カオニャオ 5バーツ(≒15円) 
ロンコンは一見小さなジャガイモのように見えるが、少しかたい皮を剥くと中からは半透明で少し黄色味がかった実が出てくる。この実自体は小さな房の集合体で、みかんの様に簡単に房を分けることが出来る。小さな種が入っているが、多少苦いものの、そのまま食べる事が可能だった。味はグレープフルーツの酸味が少なく甘みが多いような味。食べやすい。(5月1日)
ロンコン ロンコンの皮を剥いた
状態
ロンコン 50バーツ/kg (≒150円/kg)
タイにも日本同様スイカが存在しているが、黄色のスイカもまた同様に存在している。やはり、赤の物より黄色のものが若干値段が高い。が、今日はこの1パックで10バーツ(≒30円)。味は日本のスイカと同じ。
カオパットは焼飯の事。既に何度か紹介しているが、今日はCarrefourの惣菜コーナーで購入したカオパット。約200g程入っていて10バーツ。具もシンプルで、かなりのお手頃価格。安い。
ティエングモー
(スイカ)
カオ パット
(焼飯)
ティエングモー 10バーツ(≒30円) 
カオパット 10バーツ(≒30円)


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