Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2003年8月 トップへ戻る
タイ料理なのだが、日本人が見るとタイ料理っぽくない料理と言うのは意外と結構あるかもしれない。というか、「タイ料理=トムヤムクン」だけでは当然無いのであるが…
タイは日本と違い陸地で隣国と外国と接してきたので、色々な近隣諸国料理がタイ風にアレンジして入っている。 中国料理は特に目立ってタイ国内色々なところで見かけるような気がする。しかし南部に行けば行くほど、マレー色の強い料理が沢山あるようである。 
カノムチープは日本で言うシュウマイ「焼売(広東語)」。 タイ語では菓子の意味の「カノム」が名前につく。これは点心料理から恐らくこのような名前になったのではないかと推測が出来るのであるが…。(確かではないが)  (8月30日)
ゲーン チュート
ノーマーイ

(筍のスープ)
カノムチープ
(シュウマイ)
私の最近の朝食。ヤマザキのパン。 
毎朝出勤時に利用するBTS(スカイトレイン)の駅構内に“Yamazaki”が店を出している。 大体1コの価格が 10バーツ〜30バーツの間。
クロワッサンからサンドイッチ、どら焼きや大福まで、広い店ではないが、色々な種類のパンが日本と同じような感じで並んでいる。 場所柄もあってか、タイ人にもナカナカ好評のようでいつも混んでいる。
ヤマザキは現地に工場を持っているようで、完全に現地生産のようである。(8月29日) 
ヤマザキ のパン
タイに来てすぐの頃(昨年)は遠慮など無く観光気分でバチバチと写真を撮っていたが、今日いざ屋台の写真を撮ろうと思い店員に声をかけようとした瞬間、なんか以前には無かった遠慮が出てしまった。 「あのー、すいません。屋台の写真撮らせてもらっても良いですか?」と聞くと、 「良いわよー、ガハハ(笑)。でも、顔が化粧してなくて綺麗じゃないからあまり近づかないでね!! ガハハ(笑)。」 と遠慮無用であった。 (注・でもタイ人の中には本気で写真を撮られるのが嫌いな人がいるので注意は必要)
…ところで、今日の晩餐。
「スア・ローン・ハイ」は直訳すると「虎が泣く」。この名前の由来は諸説あるらしいがよく聞くのは「虎が泣くほど辛い料理」という意味だかららしい。決して虎肉を使っているわけではない。肉自体は牛肉の漬けダレ焼き。これ自体は決して辛くはない。
辛いのは、ナムチム(タレ・ソース・←写真)。まず色が赤いを通り越してドス黒い。大量のプリック・ポン(粉唐辛子)とマナオ(ライム)汁が入っている。まずはほんの少量をカオニィアオ(もち米)に漬けて食べてみた… 辛い。肉に一滴漬けて食べてみた。やっぱり辛い。 でもかなり美味しい。
この屋台の軒先ではパークペット(アヒルの口ばし)が売られていた。(8月27日)
スア ローン ハイ
(牛肉の漬けだれ焼き
激辛ソース)
スアローンハイ 35バーツ(≒102円)
タイ料理名の中には、外国から入ってきて、そのまま外国料理名のままで呼ばれているものもあれば、名前変わってタイ語名で呼ばれているものもある。 
タイ語名で呼ばれているものは元々その料理の原型はタイにあったものと想像が出来る。
外国料理名のままのものは例えば、「ステーキ」や「ハンバーガー」「スシ」といった類のもの。

このサイクロンとルークチンは完全なタイ語名であって外国語読みしているわけではない。サイクロンとは元々タイの北部や東北部でよく食べられている腸詰ソーセージのことであるが、バンコクでもフランクフルトやソーセージのことをまとめて「サイクロン」と読んでいる。(ネームと呼ぶものもある)
ルークチンはタイ語で「ルーク=玉」「チン=小さな塊」という意味である。(8月25日)
サイクロン と ルークチン
(ソーセージ と つみれ) 
今日はタイ料理では無いが…

タイは年中暑いので、蚊がヤタラと多いのにはホトホト困る。 ただ困るだけではなく、時にはデング熱を伝播させる蚊もいるので、もうそうなると「困った」だけでは済まない問題である。 タイ人の蚊対策として一番使われていると思われるのが、あの蚊取り線香。スーパーでは幾種類もの線香が並んでいる。 私が使っているのは日本にいるときも愛用していた「アース・ノーマット」。 
もしそれでも刺されてしまったときには、バームを使っている。タイにもタイガーバームが存在していて、どれもナカナカ効きが良い。
屋台で食事をしていると薄着という事もあってやはり蚊に刺される。特に私は何故か蚊に好まれる体のようで、周りにいるタイ人はあまり刺されないのに私だけがよく刺される。  こうなるとバームは必需品であるかもしれない。(8月24日)
アース・ノーマット 金杯油
(ゴールデンカップバーム)
私の好きな屋台にて。
タイは相変わらず暑い。日本がどんなに冷夏だろうと、やはりここは暑かった。 タイでビールを飲むとどんなに冷たくひやしてあったビールでさえ、すぐにぬるくなってしまう。数年前には、半凍りにさせて飲むビールシェイク(?)なる怪しいものも流行ったそうであるが、さすがにそれは定着しなかったようである。実は一度そのビールシェイクを飲んだ事があるのであるが、ノド越し最悪、苦味最悪で現在に至るまで二度と飲む気にはなっていない。
やはり、タイではタイのビールに氷を入れて飲むに限る。アルコール度数がタイのビールは高いので(約7%)氷を入れながら飲むと丁度良い感じにもなってくれる。 何しろ常に冷たいビールが暑い気候の中でも飲める。薄くなったら薄くなったで、水感覚で飲めるので、辛いタイ料理にはこれまたいい感じである。 
タイに来て、最初はビールに氷を入れるのには抵抗がある駐在日本人は多いが、結局このスタイルにハマってしまい、日本に帰ってからもビールに氷を入れて飲んでいる人がいるようである。周りでビールに氷を入れているオトウさんがいたら、その人はタイ経験者かもしれない。(8月22日)
ビア・チャーン
サイ・ナーム・ケン

(氷入り、チャーンビール)
ヘーウ、慈姑(くわい)入りのお菓子。 バナナの葉っぱで作った容器に上新粉等で作ったモチッとした食感の生地、そしてその上に軽く塩味の付いたココナッツミルクが乗り、見事に二層になっているお菓子。 今回の物には、中の具にトウモロコシが使われていている。
一口で食べれるお菓子である。食感と味そして視覚効果が非常に面白く、美味しい。上品なタイ歌詞というような気もするが、結構一般的なお菓子である。(8月17日)
ターゴ・ヘーウ
(クワイ入りのココナッツ菓子)
わさび味のポテトチップスを以前紹介したが、今度は「かっぱえびせん」をスーパーで発見。
味は確かにかっぱえびせんのままなのであるが、ピリッと辛くわさび風味になっている。この商品って日本にもあるのであろうか?
タイでは「かっぱえびせん」のことを“カールビー”と会社名で呼んでいる。袋にデカデカと書いてあるタイ文字も“カールビー”である。一応小さく「カーオ・クリヤップ・クン」とも書いてあり、これがかっぱえびせんのタイ語訳らしい。
袋の後ろには、「カルビーはどこで販売されているか知ってる?」と題して国名が色々と書かれてあったり、その横にはわさびや海苔に関しての説明文が載っている。(8月16日)
カールビー
(かっぱえびせん 
わさび味)
カールビー 17バーツ(≒41円)
「卵」のお話し… ここの欄に実はあまり登場していない料理がある。
それが実は「卵」料理。出て来た料理と言えば、卵焼きや目玉焼き位であるが、タイには実は他にも色々な卵がある。
「カイ・ピン」と呼ばれる殻ごと火を通す焼き卵や、「カイ・ルアック」温泉卵。「カイ・ケム」はアヒルの塩卵のこと、そして「カイ・イヤウマー」と呼ばれる怪しいピンク色をしたアヒルの卵までタイのスーパーには並んでいる。
実は、この「カイ・イヤウマー」本当に怪しいピンク色をしている。スーパーで売っているのをいつも見かけはするが、やはり今日も手が伸びない。 「晩餐」にいつか掲載してみたいな〜とは思ってはいるが、それを手にとって口にする勇気が私には何故か出てこないのである。 先日バンコクで発行されたある情報誌で、この卵特集が組まれていた。このカイ・イヤウマーの事を「ピータン」と書いてある。そうか、これはピータンだったんだ!! と分ったと同時に、ピータンが食べれない私にはカイ・イヤウマー、また遠い存在になってしまった… (参考・DACO126号)
日本でテレビ番組を見ていたとき、このパックプンファイデーンを客の前でフライパンから投げて給仕人が持っている皿で受け取るパフォーマンスをしている番組を私も見たことがある。
勿論、実際のタイのレストランではどこでもそれをやっているわけは無く、ごく一部の、というよりとあるレストランだけが、そのような事をしているらしい。 今回この料理を注文したときにも、当然のように料理が普通に皿に乗って来ただけである。
そのテレビ番組ではタイのどこでも「このパフォーマンスは日常茶飯事のこと」みたいな風に放送していたが、そんな訳はない。(8月12日)
パック プン 
ファイ デーン

(空芯菜の炒め物)
プーパッポンカリーと言えば、どの旅行ガイドにも必ずと言っていいほど載っているレストラン「ソンブーン」が有名である。
場所は、ラマ4世通りからスリウォン通りに入って1km位真っ直ぐ行った所にある。
ワタリガニを豪快にぶつ切りにして、葱と卵でとじてある。周りに浮いているのは油ではあるが、これまた蟹の味か染込んでいて美味しい。 これまた、どちらかというとタイ料理より中国料理といった感じである。(実際中国より伝播した料理らしい)
一緒に白御飯と食べるのがオススメ。 (8月11日)
プー パッ 
ポン カリー

(蟹のカレー粉炒め)
実はここに初登場のタイ料理。 
タイ料理というより、中国料理と言ったほうが本当は正しいのかもしれないが、タイの屋台でもこの専門屋台があるくらいなので、「タイ料理」といっても間違いではないと思う。
「グ
ポ」とは「胃・浮き袋」のこと。プラーは魚。 スープ自体の味付けはフカヒレスープと同じような味付けで、その中に戻した乾物の魚の浮き袋が浮いている。 胃袋自体は、特に味があると言う感じではないが、独特の匂いがあって苦手な人は苦手かもしれない。 (8月10日)
ポプラー
(魚の浮き袋スープ)
まずは…最近、ここに登場するのが飲物ばかりでスイマセン…。

チャー・リ・ウォン(茶裏王) というブランド名のお茶が発売されて半年ぐらいが経つと思う。このメーカーの緑茶は以前にここでも紹介した事があるが、日本人が一番飲みやすい正当緑茶を出しているメーカーである。 
そこから、先日新発売されたのが、チャー・アンクリット。紅茶である。 どんなもんなんだろうと口にしてみると… これがまた美味しい!! 日本の午後の紅茶・ストレートティーを彷彿とさせるような味で、またしても私的ヒット商品。かなり素敵な商品。
ちなみに、紅茶を「チャー・アンクリット」とここでは書いてあるが、一般的には「チャー・ファラン」と呼ぶのが一般的。「チャー」はお茶、「アンクリット」は英国、「ファラン」とはFranceから訛って出来たタイ語で西洋・ヨーロッパという意味である。 (8月9日) 
チャー・
アンクリット

(英式紅茶)
茶裏王 25バーツ(≒73円) / 600ml入り
テングモーパンの
作り方
8月に入り、日本はタイより暑い気候が続き、スーパーにはスイカが沢山並んでいる事と思う。そこで、今回はタイではポヒュラーな飲物、テングモーパンの簡単な作り方を紹介。

1、まず用意するのは、スイカ、シロップ、氷、ミキサー。
2、氷をなるべくカキ氷機などで細かくし、ミキサーに入れる。
3、そこへ、シロップ適量、スイカの赤い果肉部分だけを入れてミキサーで攪拌する。
4、タイ人はここに塩を少量入れる人もいるが、それはお好みで。スイカの種は、なるべくミキサーに入らないように努力する。ただ、多少入ってしまっても、自分で飲む場合は、あきらめるべし。

さぁ、一年で一番スイカが安いこの時期に一度お試しあれ。
高い。
何が高いって、値段が高い。この量で、この値段(↓)は他のジュースよりもひと回りチョット位高い。 しかし、どうもタイ人の間で売れているようなのである、緑茶。 
タイ国内で有名になった日本料理(?)チェーン店「OISHI」。語源は勿論日本語の“美味しい”から来ているのは想像に難くない。そして、この会社のトレードマークの1つが←写真の『味』マークである。 
 ところで、このお茶、日本人が目をつぶって飲んだら緑茶だとはまず思わない一品。まずは…甘い。そしてなんか香料の匂いがするのである。甘いジャスミンティーのような香りである。 タイ国内のコンビニ 又は OISHI各店にて絶賛発売中。タイ人は一体どんなものを日本の緑茶と思って飲んでいるのだろう?? という気持ちになる凄いお茶である。一度試しに飲んでみる価値はある…かも(?)知れない。 
(注 ; 現在コンビニではこれと並んで日本と同じような無糖の普通緑茶も売られてはいる)
チャーキアオ (OISHI Green Tea)
(緑 茶)
チャーキアオ 20バーツ(≒58円)/350ml
バンコクには、昭和29年に創設されたバンコク日本人商工会議所があり、現在1,200社近くの会員数を誇っている。海外にある日本人商工会議所ではバンコクが世界最大規模となっている。つまり、日本企業が一番多く進出している国がタイであるという事である。
そんな企業の1つ「日清食品」。ラーメン文化が根付いているタイではカップヌードルを普通に売り出せる国の1つであったに違いない。トムヤムクン味や、ムーサップ(豚挽肉)味など、色々な種類のカップヌードルを発売している。タイでのインスタントラーメンは「マーマー社」が圧倒的なシェアを占めているが、今後、この“日清”や、“味の素”出資の「ヤムヤム」など日系資本のインスタントラーメンも徐々に市場に増えて行く事であろうと思う。(8月2日)
NISSIN  CUP NOODLE
(日清 カップヌードル)
NISSIN  CUP NOODLE 10バーツ(≒29円)/1つ


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