Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2003年2月その2    トップへ戻る
 タイのスーパーの飲み物売り場に行くと、本当にたくさんのタイ産飲料が売られている。ジュースから、アルコール、乳製品まで、色とりどり。
 VITAMILKはタイ人にはおなじみの豆乳健康飲料で、街中の屋台で売っている豆乳に比べると、日本の豆乳に味が近く、好みが分かれそうな味である。ただ日本のものと決定的に違うのは「糖分」。そう、かなり甘い…  この豆乳、実は結構な量が日本にも輸出されているようで、タイ食材店以外にも、なんとあの「ドンキホーテ」にも最近並んでいるという噂である。 
 
 さて、なんて事のない牛乳も、タイで日本と同じ牛乳を探そうと思ったら、意外と大変である。なぜかというと… そう砂糖がたくさん入っていて「甘い!!」のが多いのである。もしタイで普通の牛乳を飲もうと思ったら、右写真の物のなら、まだ大丈夫。しかし、これ(500ml入)にも成分のところにタイ文字で「砂糖9g」と書いてはあるので注意。おなじメーカー(MEIJI・明治)
の物でもキャップが緑色のものは、タイの香草バイトゥーイ味で、これを飲めば、かなりタイ化できる牛乳である。
VITAMILK
(豆乳)
ノムソット
(牛乳)
 「テーポー」とは、辞書をひくとナマズの一種と書いてある。おそらく、もともとは川にいるそのテーポーとやらを使ってこの料理は作られていたのであろうと思う。
今回は料理名に「プラーケム」ついており、、普通の塩魚の端くれがたくさん入っていた。特別に辛くはないが、魚のエキスがたくさん出ていて、いかにもタイの田舎料理という感じのする料理。

 カオトムを注文すると、必ずと言っていいほど付いてくる→写真のドンコ。中国から入ってきている食材である。「冬菜」とパッケージに書いてある。まぁ、一言で言えば漬物で、これをカオトムに入れて食べると… 美味しい。(2月26日)

ゲーン テーポー
プラー ケム


(塩魚入りスープ )

カーオ トム
クラドゥク ムー

(骨付き豚肉・
雑炊)
え〜・・・ ネタ切れです。 タイ料理の写真がありません。 いや、厳密に言うと、タイ料理食べたのですが、カメラ家に忘れて行きました。はい。

と、言うわけで…→知人から頂戴した、台湾(?)土産のちょっと面白い豆腐を紹介。 パッケージには、中国語と共に、英語、そしてなぜかフランス語でも「fromage de soja」と書かれてある、この食品。 袋の中には粉末状の物が入っていて、これをお湯で溶かして放置すると寒天の作用で液体が固まって豆腐になるという物。
私、実はちょっと欲張っていつもの貧乏性が出てしまい、200ccお湯を入れるところを300cc近く入れてしまったので殆ど固まらず、作成は失敗したものの、仕方なしにその液体をすすってみると…!? なんと若干酸味はあるものの、タイの豆乳と同じ味が!! 日本の豆乳の味ではありません。甘くてこってりしている、タイで飲んだ事のある人なら理解してくれるでしょう、あの味です!! 
ちょっとビックリしました。 まぁでも元々、豆腐は中国からタイにも入ってきている事を考えれば、なんら不思議は無いものかも知れないですが…。
豆 腐 花
今日はとことん                                    カノムヂーン ナムギィアオ
           (和訳・不可能です…)
この料理の←タイ語名
Khanom ciin - nam ngiaw
「カノムヂーン」とは直訳をすると「中国のお菓子」という事になるのだが、これは決してお菓子ではなくれっきとしているタイ料理である。ここでは以前に何度か「カノムヂーン・ナムヤー(薬水の意)」を紹介した事があるが、これは「ナムギィアオ」という種類。
「ギィアオ」を辞書で引くと
“1,シャン族・ミャンマー東北部に住むタイ族の一部”と
“2,蛇の総称”
と書いてある。元々は、この部族の料理なのか、蛇のスープで作っていたのかはタイ人に聞いても「シラナーイ」と言う答えしか返ってこなかった。 
蛇ではないが、このスープには豚のものと思われるレバーがゴロゴロと入っている。麺の上にこのスープをかけ、付属として野菜や香草、香辛料を好みで好きなだけ乗せて食べる。ヘルシーといえばヘルシーな料理。
辛さも見た目ほど辛くはなく、また野菜を一緒に食べるので案外と食べやすい。
写真は今回の主材料と副材料を掲載。パクチー(中国パセリ・香菜)は写真に無いが、スープの中に大量投入済み。
(2月23日)
完成図

(日本の素麺とほぼ一緒)
スープ もやし ドンコ
(冬菜)
タイ人の食べ方 マナオ
(ライム)
ガティアム ジィアオ
(揚げニンニク)
プリック
(唐辛子)
 トムヤムクンと言えば、「海老」入りのことであるが、写真のこれには一応海老は入っているものの、どう見ても主材料ではない。ヘット(きのこ)やプラームック(烏賊)といった物が材料の大半を占めている。それでも、私が近くにいたタイ人に、この料理名を聞くと、彼も迷いながら、「トムヤム…クン?」(クン=海老) と、答えてくれた。 今日のスープは、ココナッツミルクの入っていないタイプ。辛さが直接したの上に来る感じで、かなりタイ人度が高い。
 
 代って、右の料理は全く辛くないタイ料理。タイの茄子は、日本で一般的に知られている茄子もあるが、とてつもなく長くて緑色した「マクア・ヤーオ」(マクア=茄子、ヤーオ=長い)と呼ばれる物もある。豚のひき肉と、トマトが一緒に入って炒めてあり、日本の野菜炒めみたいな間隔の料理。(2月20日)
トムヤム…クン(?) パッ  マクアヤーオムーサップ
(長なすの炒め物 
豚挽き肉)
先日、このサイトの掲示板に、旅行先のメキシコから書き込みをしてくれた知人が、経由地のアメリカ・L.A.のコリアタウンで韓国冷麺を買ってきたくださった。(多国籍だなー…)
「韓国」と言えば、そう「キムチ!!」なのであるが、残念ながらこの時キムチはストックが無かった。
この冷麺はあの焼肉屋で食べる、さっぱりとした味の冷麺。 このままでは、ちょっとばかり薄味なので、上に乗せる具材として、唐辛子つながりの辛いタイ料理を添えてみた。
これが結構美味しい。味の薄い冷麺と、味の濃く辛いタイ料理。

韓国と、タイはどちらも「唐辛子」という食材が広く浸透している国同士。意外と料理でも共通点は多いのかもしれない。(2月19日)
パッ ペッ
ムーサップ

(豚挽き肉の
唐辛子炒め)
韓国冷麺
タイ料理のなかで一番知名度の高い料理といえばやはり、なぜか“トム・ヤム・クン”。「トム」は煮る、「ヤム」は和えるという意味で「トム・ヤム」と呼べば辛くて酸っぱいスープのことを指す。 
日本味噌汁が地域、作る人それぞれよって違うように、このトムヤムクンも作りかたに定義は無い。店によっても味が全く違う。ココナッツミルク入りの物もあれば、無しの物もあり、マナオ汁(ライムジュース)が沢山入っていて本当にとても酸っぱいものもあれば、逆に全く酸っぱくないものもある。
プリックもまた同じで、入れる量に好みはある。まぁ、タイ人が作れば、『辛い』のには間違いないが…(2月15日)
ヤムの材料 プリック
(唐辛子)
ムートートは、よくクイッティアオ(麺)の中や、野菜炒めの中などに入っているのを見かける。
そのように、他の料理とも組み合わせてもよいが、ナンプラーやマナオ(ライム)、ニンニク、そして、プリック(唐辛子)などで作ったナムチム(漬けダレ)につけて食べても立派な一品おかずになる。 
このナムチム、とにかく辛い。表面に浮いている、赤い物体と、緑の物体。プリッキヌーである。世界で一番辛いと言われているとても小さくて、可愛らしい、悪魔のような唐辛子である。
慣れているタイ人なんかは、生のこれをかじりながらビールを飲むというから、私には理解不能である。(2月14日)
ムー トート ナム・チム
(豚の唐揚げ・ソース添え)
タイは、川があり、海、山がある国であり食材が豊かな国の一つである。海の無い東北部の人は、肉と共に川魚や山の幸をよく食べ、南部の海に囲まれている地域の人々は、海の魚をよく食べるそうだ。共通して言えることは、「とにかく辛い」。 
ただ全ての料理が辛いというわけではなく、写真のように魚をただ素揚げにしただけのような料理もある。この魚は川魚で、若干クセがある。決して美味しくないわけではないが、「川魚=あまりキレイじゃない」というイメージが私には強いので、あまり好んで食べようとは思わない。一口食べれば十分な感がある。
 タイ人(この人物はイサーン人)は、この魚を食べるときは、右写真のようにご飯(カオニィアオ)と共に魚の身をほぐしながら、スプーン・フォークそして手をうまく使って食事していた。(2月12日) 
プラー ニン
(和名・不明)
 「ガパオ」(バジル炒めの略称→タイ人にはこれだけでこの料理と通じる)といえば、そう「カイダーオ」(目玉焼き)である。辛ーいガパオにカイダーオ。私も大好きな取り合わせである。ちなみに、カイダーオにかけているのはナンプラー。
 
 右側はカイヂィアオ。タイの家庭料理の一つ。卵焼きである。今回のものは、中に葱、玉ねぎ、豚挽き肉、そしてトマトなどが入っていた。今までタイの食堂で食べてきたカイヂィアオとはちょっと違い、日本のお母さんが家庭のフライパンで作った「冷蔵庫整理をした時に出てきた野菜などを入れて作った、具沢山の卵焼き」みたいな感じであった。(2月11日)
パッ ガパオ
ムー サップ

(豚挽き肉のバジル炒め)
カイ ヂィアオ
(卵焼き)


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