Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2002年11月その1    トップへ戻る
バイトーン(バナナの葉)に包まっているご飯はカオニィアオ(もち米)を甘く炊いたもの、その上に乗っているのはいわゆる蒸しプリン。日本語名はなんとも付け難かったので今回は無しにした。「サンカヤー・ファクトーン」と言うカボチャの中にこのサンカヤー(プリン)をつめて蒸したものも以前に紹介したことがあるが、まさにそれのカオニィアオ版。朝から昼にかけて、売られていることが多くタイ人はこれをちょっとした間食として食べることが多いようである。ちょっと安っぽいが、私は大好きなタイ菓子の一つ。(11月10日)
カオニィアオ
サンカヤー
ナム トック ムー
(焼豚の香辛料サラダ)
ナムトックムー 25バーツ(≒72円)
(カオニィアオ 5バーツ)
タイ料理ではない。
ここに載せるべきではないかも知れないが、面白かったので掲載決定。 ただのチョコレート菓子である。ただ、形が面白く、全て石のような形である。普通に置いてあったら本物の石と見間違えてもおかしくない様なものである。 
袋の後ろを見るとハングル文字の記載が有り、どうやら元々は韓国のお菓子。それをタイが輸入してして発売しているらしい。同様に中国語での表記もあり、中国でも販売しているようである。 
味には別段これと言って特徴は無いが、それにしてもこの形はやっぱり面白い。
カノム ワーン ロット チョコレート
(チョコレート菓子)
カノム 12バーツ(≒35円)
今日はとことん「ソムタム」特集!!

私は現在、とある店で短時間であるがアルバイトをさせてもらっている。内容は日本人ビジネスマンを対象としたランチ営業のみのレストラン。作っている料理は和洋中様々である。スタッフは全員タイ人という中にポツンと日本人一人が入って、そこまで偉そうな事はしていないが、日本人の作る料理をタイ人に教えている。

今日は学校が休みだったので、朝から夜近くまで店にいた。14:00過ぎ、賄い時間になりタイ人のスタッフは自分たちのご飯を作り始めた。勿論自分たちのご飯はタイ料理。今日のメニューは「ソムタム」。いつもは料理を試作&作りながら教えている私であるが、この時ばかりは攻守交替とばかりに、逆にソムタムを教えてもらった。
スタッフはほぼ全員がイサーン(タイ東北)地方の出身者で、いわばソムタムは郷土料理。「イサーン人であればどんな人でも作る事の出来る料理だよ」とはあるスタッフ談。

作る際に必要な調理器具は「クロック・サーク」と呼ばれるタイ独自の臼杵と包丁1本のみ。クロック(臼)には煉瓦製、木製、石製のものがあるが、ソムタムを作るときには必ず煉瓦か木を使う。石のクロックは香辛料を潰してカレーペーストを作るときに使うぐらいで、一般家庭に間違いなくあるのは煉瓦か木である。ちなみに写真は煉瓦、私が先日、日本に持って帰った物も煉瓦である。

作り方はいたって簡単。今回私に作ってくれた「ソムタム・タイ」に入っていた材料は以下の通り(入れた順番→あまり関係ないが…)。
プリッキーヌー(激辛唐辛子)ニンニクトマトマナオ(ライム)砂糖チューロット(味の素)ナンプラーマクア・ポ(タイ独特のなす)マラコー(青パパイヤ)ピーナッツの粉末
今回は無かったので入っていないが、小エビを乾燥させたものやサヤインゲンが入っても良い。分量は全て適量。辛くしたければ、プリック(唐辛子)を多く、甘くしたければ砂糖を多くといった感じで、皆それぞれ自分好みの味に仕上げていた。作り方は簡単。全てクロックに入れてサーク(杵)で叩くだけ。以上。

私はちょっとへタレだったのでプリッキーヌーを1本だけにして作った。美味しかったが、やはりある程度辛い。
タイ人たちは、この数倍以上の辛さのソムタムを隣でぺろりと食べていた。(11月9日)
ソム タム タイ
(青パパイヤのサラダ)
 タイは鶏肉が本当に美味しい。タイで鶏肉を食べたことのある方は良くご存知のことと思うが、どこで食べても、タイは鶏肉が美味しい。第一次産業の割合が高いこの国では輸出対象の産業として米や鶏肉、海老などの養殖が非常に盛んである。
 タイ語で鶏肉のことは息を出さずに「カイ」と発音する。「ガイ」とも聞こえる。ちなみに息を出して「カイ」と発音すると「卵」の意味になってしまう。また音(声調)が違うと「(病気の)熱がある」になってしまうから、これまた厄介。タイ料理を注文する際、ここに表記しているカタカナ読みではちょっと通じづらいかもしれない。
未だに私も注文時になかなかタイ語が通じ無いことが多い…(11月8日)
カオ パット ガイ
(鶏肉チャーハン)
ガイ トート
(鶏肉揚げ)
カオパットガイ 25バーツ(≒72円)
ガイトート 25バーツ(≒72円)
個人的な事だが(このページ自体が既に超個人的であるが…)、日本にいた時より私は朝一杯のコーヒーを飲むのが好きである。日本で飲んでいたのは、サントリー「BOSS」。色々な缶コーヒーを飲んだが、私一番のお気に入りはこれであった。職場にサントリーの自販機が置いてあったので、毎朝これを買って飲むのが日課であった。
 ところがタイには残念なことにBOSSが無い。これまた色々な種類のコーヒーがタイにも存在はしているが、今までどうもシックリといくコーヒーにめぐり合えていなかった。ところが、先日やっと発見。タイ産、明治のカプチーノ。本当のカプチーノであるかどうかはさておいて、タイにもこんなコーヒーがあったんだとちょっと嬉しかった。BOSSには程遠いけれど、とりあえずはこれを毎朝コンビニで買う日々がもうしばらくは続きそうな感じである。
(写真のBOSSは日本から来られたある方から頂いたもの。一杯のカケソバ≠ネらぬ、一本のBOSS¥態で時間をかけてゆっくり飲みました。ん〜感激!!)
メーチー
カプチーノ

(明治・カプチーノ)
BOSS メーチー、カプチーノ 12バーツ(≒35円)
 日本の駄菓子で「わた飴」があるが、タイにもそれに似た様な物がある。ロティ・サイ・マイの「サイ・マイ」とは直訳すれば「シルク入り」。日本では「わた」と呼んでいるが、タイではこれを「絹・シルク」と呼ぶようだ。薄くやわらかい生地にこの「絹」を丸めて食べる、甘いお菓子。
 タイはアメリカ・日本についで世界で3番目にコンビニの「7-Eleven」の数が多い国らしく、現在2000店舗以上がタイにある。勿論、品揃えはやはり日本のものとは若干違う。今朝、ここのコンビニで、パンを買ってみた。今日のものはココア入りのパンにチョコレートクリームが塗ってある。タイのクリームはいまだにバタークリームが主流で、決して味が良いとは言えない。一度お試しあれ。(11月7日)
ロティ サイ マイ カノムパン
チョコレート

(チョコレートパン)
カノムパン 6バーツ(≒21円)
 カオケーンにて左記の2品をご飯に乗せて食べた。「ペッ(辛い!)」けれど「アロイ!(ウマイ!)」。ちょっとこれだけでは物足りなかったので、目玉焼き(5バーツ)だけを別に注文して食べた。
 今日、最新の日本の某料理雑誌を見ていたら、とある東京の人気レストランがタイのガパオ炒め(バジル炒め)をメニューに載せていた。タイでは当然の目玉焼き添え。ところが日本ではこのスタイルが斬新だったらしく、かなりの好評らしい。記事には、「タイのガパオ炒めに目玉焼きを乗せてここの店風にアレンジ」と書いてあったが、ガパオ炒めに目玉焼きを乗せるのは殆どのタイ人常識。別に特別なアレンジではない気がするのだが…
パネーン ヌア
(牛肉のレッドカレー)
ゲーン キィアオ
ワーン

(グリーンカレー)
カオケーン(おかず乗せご飯) 25バーツ(≒72円)
日本のニュースを見ると、とても数ヶ月前にはバンコクよりも暑かった国とは思えないほど気温が下がっているようで… 近畿の山中で雪、横浜でも霜が降りたとか。
バンコクも、雨季も明けたのであろうか、雨は殆ど降らなくなり、若干気温も下がってきた気がする。不思議なもので、最低気温23℃とか聞くと涼しいを通り越して「朝、寒いよねぇ〜」とか友人と話す機会がある。かなり今のバンコクは過ごしやすい。この状態が後3ヶ月は続くと思うと、ちょっと嬉しい。 
そんな常夏のバンコクであるので、日本の夏の代名詞にもなる「スイカ」は年中通して食べることの出来る、タイでは季節感の全く無い食べ物である。それでも「スイカ大好き!!」の私としてはなんとも嬉しい限り。フルーツジュース屋ではスイカジュースが置いてある。シロップと氷でスイカをクラッシュした飲み物。黒い種がたまに入っている時があるが、あまり細かいことは気にせず、ググッと。ウマイ!! (11月1日〜6日)
ナム テングモー
パン

(スイカシェイク)
パッ ツィーウー
(米太麺の
中国醤油炒め)
パッツィーウー 25バーツ(≒73円)
タイは農業(米作)大国であると同時に、観光立国でもある。そのなんと言っても観光の目玉として挙げられる中の一つに、その料理と屋台。どこの小さな村にも、必ずと言っていいほど、一日中何かしらの屋台が街のいたる所に出ていて、「タイ人」と「観光客」と「私達」の胃を膨らませてくれる。 ツアーパック旅行などでタイに来ても、このような路上屋台で食事をすることなどはまず無いようで、このタイ独特の屋台の雰囲気を味わうことは難しいのかもしれない。また、観光地のど真ん中でもない限り看板はタイ語のみであるし、店員は日本同様あまり英語は通じない。それでも屋台は殆ど専門料理別に店舗が分かれているので、指を指すだけでも、この屋台料理はありつけることが出来る。
タイに旅行に来る方々、ガイドブックに乗っているレストランだけではなく、是非是非、近くにある屋台街へも…。


タイ料理は一体どんな料理があるか知りたい場合は、本屋で最近はタイ料理を写真とタイ語名で書いてある本などが数多くあるので、それを参考にしてもらえればと良い思う。(勿論、このサイトでもOK) 私自身も日本からタイ料理のそのような本を何冊か持って来ていたので、それらが非常に役立った。必ずしも全ての店で全ての料理が同じような状態で出てくることはないので、それらの本や資料と、自分が食べている料理を比較すると意外と面白い。同じ店で、同じ料理でも、日によって作っている人が違うと味が違うので、これまた面白い。
パッ ガパオ ムー
(豚肉のバジル炒め)
パッ
プリック クン

(海老の辛味噌炒め)
カオ マン ガイ
(茹で鶏乗せごはん)
歩道の上・屋台街 パッガパオムー 30バーツ(≒87円)
パップリッククン 30バーツ(≒87円)
カオマンガイ 40バーツ(≒116円)
ネタに行き詰ったときの飲み物シリーズ…(あっ、バラしてしまった!!)
 
 チャーサオワロット。「チャー」は中国語・日本語と同じように「茶」のこと。「サオワロット」は辞書を引くと『蔓生植物の一種』としか書いていないが、この飲み物のパッケージから推測するに、パッションフルーツのことであろうと思う。早速飲んで見ると、まさにパッションフルーツティー。パッションフルーツ自体もともと酸味は強いものであるので、紅茶との相性はかなり良い。グットです。
 もう一つの方は「ナム・リンチー」。リンチーは中国語からの派生語で日本語の「ライチ」。まっ、兎にも角にも美味しいですね。リンチーは。
チャー
サオワロット

(パッションフルーツ・
ティー)
ナム リンチー
(ライチジュース)
ジュース 各12バーツ(≒35円)


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