Let's  cook  Thailand

アロイ!! タイ料理
2002年9月その3 トップへ戻る
 タイ語で「食べる」という動詞を「キン」というが、ここの「キン」は生姜のタイ語名であって、食べるという意味では無い。ちなみに前者と後者では、カタカナでは表せない音が違う。ガイパッキンは日本で言うところの生姜炒め。豚肉や鶏肉でのこの料理はタイでもポヒュラーな料理の一つ。生姜自体の火の通し加減で、この料理の辛さが決まる。唐辛子を使わないので、辛さが欲しい人は、食べる際にプリックポン(粉末唐辛子)をかけると良い。
 ビール≠フ事をタイでも英語発音する。「ビーア」である。テーブルの上にスタンドライト、ここに置かれたビール。ここの場所は…オカマショーの劇場。席はなんとテーブル付き。→
以降、今日のひとこと日記参照 (9月30日)
ガイ パッ キン
(鶏肉の生姜炒め)
ビーア
(ビール)
ガイパッキン 30バーツ(≒86円)
トンクルアン・第3弾。今月の頭の辺りにコームーを紹介したが、その肉を焼いて、切ったのがこのコームーヤーン。イサーン料理屋台でもほぼ間違いなく食べることの出来る料理。肉自体はしっかりと火を通しているのにも関わらず柔らかい。脂分が若干多いので、気になる人は食べすぎちょっと注意(私か…)。
マナオパンを飲み物で注文した。「マナオ」はライム、「パン」とはシェイクということである。マナオのところを「テン
モー」に変えればスイカシェイクになるし、「サパロット」に変えればパイナップルシェイクになる。もちろん原材料には、その果物、その物が使われている。タイでは季節を問わずしてこの3種類の果物は口にすることが出来る。
コー ムー ヤーン
(豚肉の喉肉焼き)
マナオ パン
(ライムシェイク)
コームーヤーン 85バーツ(≒245円)
マナオパン 20バーツ(≒58円)
 ナムトックはコームーヤーンと同じくイサーンの料理。肉と、生野菜の辛いサラダ。肉は今回ヌア、牛肉である。生肉を使ったナムトックもイサーンに行けばあるそうだが、バンコクの人々は大方生肉は怖がるので、メニューとして存在しているのをバンコクでは見たことがない。確かに私もタイで生肉を食べる気にはちょっとならない。
 「トートマンクン」。ここのトンクルアンのトートマンクン、かーなーり、オススメ。揚げたてが食卓に届くのは当然だが、その揚げたてをすぐに食べると、海老自体のあの「ぷりぷり」した食感が楽しめる。超美味い。和名にある通り、これは海老のすり身団子。タレは甘いタイ独特のタレ。是非、是非一度お試しあれ。日本人が間違いなく大好きな味。
ヌア ナム トック
(牛肉のナムトックサラダ)
トート マン クン
(海老のすり身団子揚げ)
ヌアナムトック 85バーツ(≒245円)
トートマンクン 140バーツ(≒403円)
食後のデザートで、左記の2品を注文。ルワムミットはタイの色々な氷菓を甘いココナッツミルクの中に入れてあるもの。ほのかにマリ(ジャスミン)の香りがした。
右のトゥアデーングは赤豆とタピオカの暖かいデザート。白いのはココナッツの実を削ったもの。2品ともにとうもろこしの粒が入っている。タイ人はとうもろこしはお菓子と考える人が多いようで、良くこのような甘いお菓子の中にとうもろこしが入っている。日本人には、ちょっと、抵抗があるかもしれない。
ルワム ミット
(混合・各種デザート)
トゥア デーン
イェン

(赤豆とタピオカの
デザート)
ルワムミット 20バーツ(≒58円)
トゥアデーンイェン 25バーツ(≒72円)
バンコク市の北部にチャトチャック市場と呼ばれる市場がある。別名ウィークエンドマーケットとも言いその名の通り、土日の週末だけ空いている、東南アジア最大級の市場。今日ここに行って来て、昼食で、市場内のクイッティアオ屋(ラーメン屋)で食事を取った。
 「ノーンガイ」は鶏もも肉の事。バミー(中華麺)の汁ありで、このノーンガイをつけてもらった。ここのクイッティアオ屋の汁は、日本の醤油ラーメンの様な色の汁。私はこのような色をしたクィツティアオは初めて見た。
 食事前に市場前のあるコーヒー屋でアイスカフェラッテを注文。出てきたのは、これ。全くの普通。そして、これが出てきた直後に、近くの席に私たちの後に座ったファラン(西洋人)がアイスコーヒーを注文。なんと、私たちと全く同じに見えるものが、出されていた。というか、同じ。さすがタイ。アイスコーヒーも無条件で既にミルク&シロップ入り。それってカフェラッテじゃないのっ!?(9月29日)
バミー ナーム 
ノーン ガイ

(鶏もも肉入り、
汁あり中華麺)
カフェラッテ バミーナームノーンガイ 25バーツ(≒72円)
 28日の「トンクルアン」第2弾。
 オースワンはホイトート(貝の揚げ焼き)と似てはいるが、決して同じ料理ではない。粉の生地で牡蠣がとじであるような料理で、熱々の鉄板の上に生のもやしを乗せてさらにその上にこのオースワンが乗せてある。食卓に届くときには若干もやしにも火が入っていて、半生状態のもやしとこのオースワンの食感を楽しみながら食べる料理。ソースはチリソース。
 クンオップウンセンの「クン」は海老、「オップ」とは蒸し煮の事、そして「ウンセン」は春雨の事である。以下の通りの値段であるが、決して海老はケチっておらず、この中に約6匹の大きな海老がゴロゴロと入っていた。さすが海老王国タイ。
オー スワン
(牡蠣の鉄板焼き)
クン オップ
ウンセン

(海老と春雨の蒸し煮)
オースワン 160バーツ(≒461円)
クンオップウンセン 130バーツ(≒374円)
バイトゥーイはタイの香草の一つで、そのまま生の葉が部屋の臭み消しになるといって、生葉を部屋に吊るしたり、自家用車内に置いているタイ人もいる。その香りの高い葉に下味のついた鶏もも肉を包んで、揚げてある料理。もも肉なので、このように揚げてもパサパサすることが無く、美味しい。バイトゥーイはまた、よくお菓子の色付けにも使われていて、タイ菓子で黄緑色しているお菓子があれば、それは大体このバイトゥーイの色。バナナの葉(バイトーン)と名前が似ている為、間違えやすい。
ガイ ホー バイトゥーイ
(鶏肉のバイトゥーイ包み揚げ)
ガイホーバイトゥーイ 110バーツ(≒317円)
 コンビニで買ったオレンジ風味のヨーグルトドリンク。片面にはタイ語で、片面には英語で商品名が書かれている。味はふつーうのヨーグルトドリンク。と、いう事で味については割愛。
そこでタイ文字について少し…。タイ文字はローマ字のように表音文字であり文字の数は全てで約50個位。その為、それさえを覚えてしまえば一応、大方の発音は可能である。日本語は平仮名だけでそれと同じ数になってしまうので、それに加え、カタカナ、漢字のある日本文字がいかに外国人にとって厄介かが良く分かる。 タイ文字はまるで目のあるニョロニョロ蛇のような形をしているが、デザイン的にも非常に変形のしやすい文字だそうで、そのフォント(文字の形)の種類は街中を見渡せば限りなくあるのではないかと思ってしまう程。ある私の知人(日本人)には、この文字が可愛らしく見えたという理由でタイ語を勉強し始めた人もいる。確かに漢字のように固いイメージはタイ文字には殆ど無い。また、インドのタミル文字のような複雑さも無い。私も意外とタイ文字は勉強してみて面白いと感じている。また、韓国のハングル文字も個人的に好きではある。(9月28日)
ヨーグルト ドリンク ヨーグルトドリンク 6バーツ(≒17円)
スクムビット通りソイ55、トンロー。そのトンローのソイ13の所に「トンクルアン」という有名なタイ料理店がある。よくガイドブックにも掲載されている店で、店内はタイ人だけでなく、観光客や在住の外国人の姿を良く見かける。日本人客もかなりの数で、店内では必ず何処かのテーブルからは日本語が聞こえてくる。 トイレの看板には「お手洗い」と日本語での表示もある。日本語は通じないが、英語であれば通じる店である。
きちんと店舗を構えている店なので、当然、道端の屋台に比べれば値段は少し高いものの、ここの店の味はとどれも美味しく、殆どハズレは無い(はず)。
メニューも豊富で、しかも全てではないものの写真付きなので、全くタイ料理が初めてでも注文は可能。大体のタイ料理メニューは一通り揃っているので、英語、タイ語のメニューが全くわからなくとも、食べたい料理名さえ知っていればそれでも大丈夫である。仮にもし無ければ店員に「マイ・ミー(無いです)」と言われるだけである。
もし、タイで初めてタイ料理を食べられる方がいれば、特にここはオススメ
 タイ料理のスープと言えばその代表格として「トムヤムクン」は有名なところだが、私個人的には、トムヤムクンよりこのトムカーガイの方が好きである。ココナッツミルクでトム(煮込み)してあるこの料理は、カーと呼ばれる生姜のようななんきょうとタクライ(レモングラス)がガイ(鶏肉)と共に入っていて殆ど酸味は無い。香草類はどれもきちんと火が通っているわけではなく、生の状態のことが多く、気になる場合は食べる際に取り除けば良い。普通の屋台でも食べることが出来る料理。タイ人はこれすらもご飯に食べる人が多い。
トム カー ガイ
(鶏肉のなんきょう入り、ココナッツミルクスープ)
トムカーガイ 100バーツ(≒288円)
ホーモックはよく「バイトーン(バナナの葉)」に包まった(ホー)状態で屋台で売られているが、ここの店では、カノムクロックを作る際に使う陶器の型にこれを入れ、小さな蓋をしてそのまま蒸してある。主な原材料は魚のすり身とココナッツミルク。卵がつなぎになって蒸すと固まる生地になっている。
 パックブンファイデーンは屋台でもレストランでも、家庭でもおなじみのタイ料理代表的な料理の一つ。今まで私も色々な所で、これを食べてきたが、その中ではここが高いだけあって、美味しい。「味の素」を使っていることはどうしても隠し切れないが、これもタイ料理の重要な調味料の一つだと思えば仕方ない。
ホー モック
カノム クロック

(魚のココナッツ
ミルク蒸し)
パックブン
ファイ デーン

(空芯菜の炒め物)
ホーモックカノムクロック 95バーツ(≒274円)
パックブンファイデーン 70バーツ(≒202円) 
『パッタイ』。そう数日前に食べたばかりである。
本当は『ホイトート(貝類の揚げ焼き)』を食べようと思ったのであるが、注文時に何故か口が勝手に「パッタイ・1つ」と言ってしまった。屋台ではホイトートとパッタイは殆ど同じ屋台。なぜ「パッタイ」と言ってしまったのだろう…ま、仕方ない。
日本でも店によって焼きそばの味が違うように、タイにおけるパッタイもそうである。インスタントの調味料なんて使っていないから、同じ店でも作っている人によって味も買ってくる。今日のパッタイは若干味付けが濃かった。私はどちらかというと味が濃い人なので、これくらいでも大丈夫。タイ料理は暑い国らしく味が全体的に濃いと思う。 
パッタイはパッタイだが、今回はピセー(「特別」の意味)で注文。ピセーにすると何が特別になるかというと、麺の量が増えるところもあるし、具が豪華になる所もある。注文時にはちょっと注意が必要。(9月27日)
パッタイ ピセー
(タイ風やきそば特製)
パッタイピセー 30バーツ(≒87円)
「ムー」とは「豚」のこと。豚は登場回数No.1の食材であるが、これに「森」と言う意味の「パー」をつけると、初登場の「猪(いのしし)」になる。肉自体は豚肉に似ているが、皮付きなのでゼラチン質が豊富で、美味しい。味付けは定番のココナッツミルクと唐辛子の炒め物。猪肉のタイ料理は、これ以外で私はまだ見たことがない。果たしてタイにも猪鍋はあるのだろうか?
ムー パー
(猪肉の炒め物)
ムーパー 20バーツ(≒58円)
 炭火焼き≠ニ聞くと日本人はどうも高級感のある様に感じてしまうのかも知れないが、タイでは、まだまだ一般的な加熱方法。朝、屋台でクルウェイ(バナナ)を炭火で焼いている所がある。クルウェイをピン(直火焼き)したものは、タイの軽食としてはポヒュラーな物の一つ。バナナ焼きと聞くと、ちょっと抵抗のある人もいるかも知れないが、これが結構イケる。
 カオケーンで2種類の赤いおかずを注文した。ちょっと写真では分かり難いが、左がゲーンソム。右がパッペッルークチン。「ソム」とはズバリ「酢」のことでそんな感じの味である…、辛くて、酸っぱい。好きな人は好きなようだが、私はちょっと… 食べられないことは無いが。
ルークチンは時に肉や魚で作られた団子で、つまり和名は「つみれ(?)」。タイでは、これまたポピュラーなおかずの一つで、クイッティアオ(麺)に入ったり、そのまま串にさして焼いたものが売られていたりしている。そのルークチンをちょっとの野菜と大量の唐辛子で炒めたもの。超、辛い。注文時に半分覚悟はしていたが、ちょっとこの組み合わせは良くなかった…(9月26日)
クルウェイ ピン
(モンキーバナナ焼き)
カオ ケーン
《ゲーン ソムと
パッペッルークチン

(おかず乗せご飯
・酸っぱいカレーと
つみれの唐辛子炒め)
クルウェイピン 5バーツ(≒14円)/3本
カオケーン
《ゲーンソムとパッペッルークチン》 25バーツ(≒72円)
直訳すると「中国のお菓子」となるのだが、これはお菓子ではない。なぜこの様な名前になったのかはタイの人に聞いてもはっきりした答えが返って来なかったが、軽食感覚で食べられていたからでは…という一説がある。 ご飯ではなく、皿に乗るのは素麺のような麺。その上にナム・ヤーと呼ばれるココナッツミルクやクラチャイ(香辛料の一種)などで作られた少し辛い汁(カレー)をかける。そして汁がかかったら、自分でハーブや野菜など(主に生)を沢山乗せて食べるのがこれである。ナムヤーは何もこれ一種類だけでなく、ゲーンキィアオワーン(グリーンカレー)であったり他のゲーン(カレー)であったりもする。非常にヘルシーな料理。ダイエット料理にかなり最適 ??(9月25日)
カノム ヂーン ・ナム ヤー カノムヂーン 20バーツ(≒58円)
タイスキの語源は故・坂本九の「スキヤキソング(上を向いて歩こう)」である事は既に紹介したが(→タイ人の食事様式)、これを命名した「コカ」レストランを抜いて、タイのスッキー業界No.1店がこの「MK(エム・ケー)」である。タイ全土に全国展開していて、日本で言うところのファミレス。TV・CMも頻繁に流していて、ここの会社の規模を窺い知ることが出来る。
鍋は鍋なのであるが、スタイルとしては水炊き鍋。命名したコカ元・社長の息子(現・社長)話によると、元々は中国料理の「火鍋(フォグオ)」《タイ語名・モーファイ》というものがこれに一番近い料理だそうだ。ただ、これは大皿に具が盛られていて、具を一皿ずつチョイスするものでは無い。そのシステムを改良してこのスッキーは生まれた。ただ、この様に具の組み合わせが自由になるとナムチム(タレ)をどうするかで苦労したとの事。タイ人はシーフードならこのタレ、肉ならこのタレ、と数種類のタレを食べ分ける民族で、このスッキーのナムチムは改良に改良を重ねて誕生した物なのだ。 
参考・バンコク発データ情報誌DACO・75号
テーブルの上には常時電気鍋がセットされていて、メニューから具を注文をすると、一皿ずつに分けられた具が運ばれてくる。タイ人には、日本人のように味の出るものから入れるという考えはあまり無く、とりあえずドンドンと具を放り込んでいく人が多い。まぁ、実際タイ人と食事をする時はそんな事を気にせずに食べるほうが美味しい時もあると思う。
鍋に入れる具には「バミー・ヨック」と呼ばれる緑色の麺がある。「ヨック」とは「翡翠」のことである。特別に味が付いている訳ではないが、スッキーに入れる麺と言えば、これである。
スッキー MK
(タイスキ・MKにて)
 私の居住地域は、バンコクのスクムビット通りの近くなのだが、バンコクの中心地からは少し離れているところで、完全に一般タイ人の居住地区である。私の自宅の徒歩1分の所には、100m程続く屋台街が、毎日歩道に出ている。一店舗、一店舗がひしめき合っていて、イサーン屋台から南部料理までまさに何でもある穴場的な屋台街である。(ちなみに日本で発売されているどのガイドブックにもここの場所は記載されていない。)
 道路に面しているので、歩道からだけではなく、バンバン車の走っている道路の方からもここで料理を買うことが出来る。まさにドライブスルー。そんな風景を写真に撮ろうと思ったら、ここでバイクに乗りながら買い物中の親子が、気軽に写真撮影に応じてくれた。お母さんはこの時、別の屋台で夕飯の買い物中。撮影の後、帰って来たお母さんと共に、一台のバイクに親子3人乗って疾走と家路に向かっていった。 あまりバンコクの中心地、観光地では見かけることの無い光景。(9月24日)
ラーン リム タノン
(屋台)
 「ラートナー」とは直訳すると「上(表面)にかける」という意味であるが、料理でこの言葉がつけば、ほぼ「あんかけ」の事を指す。代表的な料理としては、クイッティアオ(麺)のラートナーがあるが、注文屋台等で「カーオ(ご飯)ラートナー」と頼めば日本人おなじみのあんかけご飯が出来上がる。味は各店によって違うので、これ!と一概には言えないが、「タオチオ」と呼ばれる大豆発酵調味料を多く使っていることが私が食べる限り多い。
 変わってこちらはタイ料理の代表的料理「パッタイ」。どのタイ料理の本にも載っているほどかなりポピュラーな料理。和名では「焼きそば」としてしまったが、日本の焼きそばとは全く味が違う。最終的には自分で卓上調味料で味付けをするのだが、タイ人が普通に食べるこの味は、辛くて、酸っぱくて、そしてとても甘い麺。これを食べて美味しいと感じれば、それでかなりのタイ通。それはそうと風の噂で聞いたのだが、日本国内において、最近日清「U.F.O」が新商品を出したとか。その名も「熱帯U.F.O」(→公式サイト) しかも、これはこのタイのパッタイそのものなのだとか… 食べてみたい。(日本では普通に売っているようです、タイには当然無し) 誰か報告ください。マジでお願いします。
カーオ ラートナー
ムー カイヂィアオ

(豚肉のあんかけご飯・
卵焼き付)
パッタイ ガイ
(鶏肉のタイ風焼きそば)
カーオラートナームーカイヂィアオ 30バーツ(≒87円)
パッタイガイ 30バーツ(≒87円)
 最近飲み物ネタがちょっと多くてごめんなさい。たまたまです…。
近所のセブンイレブンに入ったら、普通に売られているフルーツジュースの中に、紫色したちょっと怪しいジュースがあった。良く見ると、「紫ニンジン使用」と書いてあった。興味津々で購入。40%果汁のジュースなのであったが、なんか水っぽく、「???…」って感じ。美味しからず不味からず。
 日本では既に売られていたようだが、タイ国内でもペプシの新商品が発売された。レモン味のペプシである。タイ人もコーラは大好きで、コカコーラとペプシの2種類が何処にでも売っている。実際飲んでみたが、従来のものとも確かに味がちょっと違うのはわかるのだが… ところで、なぜ「ペプシ社」はタイ国内でレモン味を発売したのだろう? ライム味の方がタイ人ウケは良かったと私は正直思うのであるが… タイ人にはレモンを使うという感覚が、ライムが存在しているので殆ど無いような気がする。 
 それはそうと、タイ人は缶ジュースを飲むとき殆どの人々が、缶自体に口をつけない。絶対にストローで飲む。店で缶ジュースを買うと、ほぼ間違いなくストローが付いてくる。それはジュースだけに限らず、なんとビールでもそう。 タイ人が直接缶やペットボトルを口につけて飲んでいるところを私は殆ど見たことが無い。
 
ナム ポンラマイ
(果物ジュース)
ペップシー・トゥィト
(PEPSI TWIST)
ナムポンラマイ 12バーツ(≒35円)
ペップシー 13バーツ(≒38円)
毎朝、あちらこちらににこの炭火焼き屋台は出ている。焼いているのは豚肉だけではなく、鶏肉や肝臓などなど。朝飯をここで買ったもので済ますことは今回が初めてではないが、いつも買うのはムーヤーンの小さい串の物だけ。今回は初めて大串の物も買ってみた。小串はただの竹串に刺さっている物であるが、大きいものは割り箸のようなものに皮付きの豚肉が挟まっていて先端が針金で留めてある。この針金は手で外す事は困難で、最初はちょっと食べ辛く、針金で口を切らないようにする必要がある。豚の皮付き肉は結構タイ人には食されていて、スーパーでも普通に売っている。皮と肉の間にあるゼラチン質は慣れれば意外と美味しい味。(9月23日)
ムー ヤーン
(豚肉の串焼き)
ムーヤーン ヤイ(大) 10バーツ(≒29円)/本
        レック(小) 5バーツ(≒15円)/本
カオニィアオ 5バーツ(≒15円)/袋
 タイ国技のムエタイ(ムアィタイ)をご存知があるだろうか? もし見たことがある方なら選手がはいているパンツに良くこの「M-150」マークが付いているのをを見たことがあるであろうか? これはタイで発売されている、栄養ドリンクの一つ。あの「リポビタンD」もタイでは売られているが、タイではこちらの方がメジャーだと個人的には思う。タウリンは800mg。そして砂糖も25g入っていて、かなり甘い。寝る前に飲んではいけない商品。普通のコンビニ、食堂等で購入可能。
  夜23:00過ぎ、人気(ひとけ)のあるところには、夜遅くまで屋台が開いている。BTSプロンポン駅の高架下(Soi39)に煌々と明かりを灯して、屋台が何件か開いていた。カオマンガイやクイッティアオ屋台はどこも比較的夜遅くまで開いていることが多い。日本人の夜食はラーメンや牛丼などが定番かも知れないが、タイ人はこういう屋台で夜食をする人たちが結構いる。私はあまり見かけたことはないが、ジョーク(お粥)屋台も人気のようだ。
M-150(ローイハーシップ) バミー ヘン
ムー デーン

(叉焼入り・汁無し中華麺)
M-150 10バーツ(≒29円)
バミーヘン 20バーツ(≒58円)
タイ国内においてインスタントラーメンといえば以前に紹介した「マーマー」というブランドがシェアを独占しているような感じである。しかし、この業界において先日新たな会社が新製品を発売した。まだ店頭には並んでいない所が多いのだが、知人が私に1袋くれた。 
『バミー(中華麺)クン(半)サムレット(完成する)ループ(形)ロット(味)ムーサップ(豚挽肉)』という意味でタイ語にするとちょっと長くなるが要はインスタントラーメンである。マーマーと違い、最近の若者にターゲットを絞っているのか、袋のデザインはなかなか今どきで少し中身を期待させるような感じではあった。が、いざ食べてみると、そうマーマーのものと変わりないような気がした。日本の物とは味が若干違い、基本的におとなしいものの辛い。タイ人も日本人と同じく麺好きなので、タイ国内のインスタントラーメンの種類もとても豊富である。(9月22日)
バミー クン サムレット
ループ ロット ムーサップ

(インスタントラーメン・豚挽肉味)
バミークンサムレットループロットムーサップ 5バーツ(≒15円)
 パッガバオムーはタイ人がよく食べるおかずの一つであり、場所時間を問わずどこにでもあるメニューである。どのタイ人もこの料理を注文する時は、「ガパオ・ムー」としか言っていない。「ホーリーバジル・豚」と言えばもうこの料理しかないのである。わざわざ「パッ(炒)」をつけて注文しているタイ人を殆ど見たことが無い。タイ語はその国民性からか、日本語以上に理解が出来る限り単語省略をする言語である。そのためタイで何かしらの料理を注文をする時はタイ人の真似をして単語をどんどん省略するとなんとなく自己満足の世界に入ることが出来る(^▽^  とは言いつつも私のタイ語の発音はタイ人になかなか聞き取ってもらえないので、いつも長々と料理名を言ってしまう。先は長い… 
 こちらも上のラーメンと同じく最新商品。パッケージにひらがなで「りょくちゃ」と書かれているのは、一応緑茶である。タイには今まで緑茶を飲む文化は殆ど無く、これが初の庶民向けの緑茶販売であると思われる。で、早速飲んでみたところ… これまたスゴイ。日本の緑茶を想像して飲んではいけない商品であった。緑茶は緑茶なのだがタイ人の味覚にあわせてかなりの味の調節がされていて、とりあえず甘い。そして緑茶のあの香りを打ち消すかのようにマリ(ジャスミン)と思われる香料が沢山使われていた。お茶と思って飲まなければ良いかもしれないが、タイ人にこれが日本の緑茶だと思われてしまうのはいささか残念な気がする。ちなみにこれは「オリジナル」バージョン。もう一種類「ハチミツ」バージョンも有る。やはりこれより甘いのであろうか…
パッ ガパオ ムー
(豚肉のホーリーバジル炒め)
グリーンティー
(りょくちゃ)
パッガパオムー 20バーツ(≒58円)
グリーンティー 9バーツ(≒26円)
 タイ人はあまり好んで牛肉を食さないのは以前にもここで書いたことがあるが、決して宗教的な禁忌が存在している訳ではない。ただ牛肉のニオイがタイには苦手な人が多いというだけなのである。牛肉を専門で扱っている屋台も数が少ないながら存在している。歩道でその牛肉を揚げて売っている店を発見。早速購入した。メニューはこれとカオニィアオ(もち米)のみ。欧米人と違い、牛肉の火通し加減なんて殆どのタイ人は考えないので、かなり硬くなるまでしっかりと揚げてある。タイではこちらの方が確かに安心して食べる事が出来るが、やはり味はそれなり。下味がしっかりと付いているので、そのままでも食べることは出来るが、なんとなく肉自体が個性強く感じられた。これがよくタイ人の言う牛肉の嫌な臭いなのであろうか…
 ところで、この肉の販売方法であったが、1枚あたりいくらではなく、グラム売り。この店の単位は「キート」。「キート=100g」と言うことである。数字はタイでもアラビア数字が主流なのでどの日本人でも分かるが、タイ文字で書かれている単位が分からないと、店員に聞かない限り、どういう風に売っているのかはわからない。これがタイの屋台で何か物を買うときに少し大変な所。(9月21日)
ヌア トート 
(味付け牛肉の素揚げ)
ヌアトート 30バーツ(≒87円)/100g 《キートあたり


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